今日から新年度 | 石川県能登半島 三波公民館の活動ブログ

石川県能登半島 三波公民館の活動ブログ

石川県能登半島にある小さな地区の公民館です。
過疎化や少子高齢化に負けず、様々な活動を行っています。
こうした活動や日々の地区の様子などを少しづつアップしていきたいと思います。
このブログを読まれた多くの方々に三波地区を訪れてもらえたらと思います。

今日は4月1日。
新年度がスタートします。

昨年の今日はまだ平成。
新元号「令和」が発表され、日本中がおめでたいムードに包まれていました。

そこから1年。
「令和」で迎える初めての新年度ですが、昨年のおめでたいムードからは一変し、コロナウイルスによるイベント自粛や景気の低迷、志村けんさんがお亡くなりになるなど、暗いムードがただよっています。
新年度の朝
そんなムードを現すかのような、どんよりした曇り空でした。

しかし、波並駅に植えた桜は、普段より早く花が咲き始めています。

枝ぶりも大きくなり、きれいな花をつけるようになりました。

波並駅に設置してあるノートには、昨日3/31に訪れた方のメモが残されていました。

15年前の能登線最終日を想い出しながら撮影に来ました。
現役当時と変わらない駅の手入れを拝見して、本当に嬉しくなりました。
と書かれています。

15年前、のと鉄道が廃線となり、その翌年には小学校も閉校となった三波地区。
地区の雰囲気は暗かったように思います。

しかし、公民館も再開し、活動も続けることができています。

暗いときでも、出来ることを続けていくことで、事態は明るく開けることがあるように思います。
継続は力なり。
こんなときこそ、頑張っていこうと感じた新年度の朝でした。

(旧公民館を解体した跡地。ここに新しい公民館が建てられます)