胡坐がかけない股関節痛
数年前からヨガに通っている。
ヨガ教室でいろいろな体勢をするが、しばらく前から左の股関節を開く動作の時に、内ももが突っ張って上手く開かない。
試しにあぐらをかこうとしたら、いつのまにか出来なくなっていた。
さいたま市よりご来院の30代女性、胡坐がかけない股関節痛の治療ケースです。
ストレッチでは治らない
仰向けで寝てもらい、左の股関節を開くと内ももが突っ張って痛い。
反対の右の股関節を開いてもらうと、むしろ一般的な方よりも柔らかく開きます。
この開かない股関節を、無理にグイグイと開いてストレッチすれば、少し開くようになりますが、かなり痛いし効果はその時だけで持続しません。
以前、無理にストレッチしたせいで内ももを内出血させて来た女子高生もいました。
股関節が開かない原因は内ももの筋肉の硬さではありません。
胡坐がかけない原因と治療ポイント
当院が考えるあぐらがかけない股関節の原因は三つあります。
まず股関節を動かす時、腰の筋肉が働いてくれないと本来の可動域が出ません。
なので、治療ポイントの一つは「腰の筋肉」です。
次に股関節が動く時には膝から下、下腿と呼ばれる部分が一緒に動きます。
逆に言えば下腿が上手に動いてくれないと、股関節が動かなかったり痛かったりします。
ということで、もう一つの治療ポイントは「下腿」です。
そして最後の一つは「骨盤」です。
骨盤矯正の治し方
「骨盤の歪み」というフレーズは、何年も前から一般の人にもかなり浸透しています。
多くの整骨院や整体院が、骨盤矯正を施術メニューに取り入れていたり、本や雑誌の特集なんかも良く目にします。
ただし、カイロプラクティックでもそうですが、骨盤矯正や脊椎矯正の基本的な考えは
「右にずれているなら左に押し戻しましょう」が、ほとんどです。
非常に分かりやすい理論ですね。
しかし、当院の骨盤矯正の考えは
「右にずれているものを、もっと右にずらす」
です。
「本当!?」って思いますよね^^
でも実際そうやって骨盤矯正すると骨盤の歪みが治ります。
何故なのかと言われると、かなり長い話になりますので、また別の機会に。
間違えてるとまでは申しませんが、もし骨盤が右にずれていたら、「右へずれているから左」ではなく「さらに右へずらす」施術をしてみてください。
きっと良い結果が出るはずです。
腰・下腿・骨盤の施術3回で完治
話は戻りますが、今回のあぐらがかけない股関節の痛みは「腰」「下腿」「骨盤」の施術を3回続けることで完治しました。
股関節の痛み、グロインペインもそうなのですが、なかなか一回完治は難しいですね。
現在では、週1回のヨガと月1回のみどり整骨院の施術で美と健康を保っています。
まとめ
右にずれているから左とか、硬いからストレッチとか、痛いから患部を揉むとか、今ある常識が実は意味がなかったり、場合によっては悪化させている、なんてことは良くある話。
これからも、常識にとらわれずに新たな理論を発見、知識を更新し、最短一回で完治させられるよう努めてまいります。
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