人を従わせるのが嫌いで
人に押し付けるのも嫌いだ
もし
私がそんな事をしたのなら
背負う覚悟を決めての事だろう
責任を負うほどの動機
私にそんなものはない
カルトな信仰をするのも
本人が決めればいいこと
でも
他者に押し付けるのなら
相応の覚悟を持たないと卑怯に思う
決定権は本人が持って
自分で責任を背負えばいい
正義や家族や会社なんて物質は無い
それらは言葉にすぎない
この世に会社なんて存在していない
会社の壁に触ってもそれは会社じゃなくて壁だ
法の上で人とみなす法人
無いものを有るとみなす
正義の味方
その人にとっての正義なんだろう
私が見れば悪の手先かもしれない
もし輪廻転生なんてものがあるのなら
二度と生まれ変わりたくはない
虫になるのも嫌だ
人間から神様に転生するなんて事があるのなら
きっと
生きている間に神に転生する方法は知っていて
そんな方法は一日ゆっくり考えれば分かりそうな気がする
善行を積むとかそんな事じゃないだろう
そう思う
それは共存する上での人間の都合にすぎない
私の望みは転生も無く何もかも終わらせたい
私は二人の人間を殺す権利を持っている
そして一人の人間に自分を殺す事を許している
まずそんな事にはならないだろうし
あり得ないけれど
私にとって大切なのはその権利を有している事
映画のワンシーンのようなイメージをする
大切な人の頭を撃ち抜く場面を思い描く
美化しようのない見れば吐き気のするような死体が二つ
きっとひどい臭いがする
可能性にゼロはない
そういえば
かなり大きな宗教団体のHPにこんな事が書いてあった
地獄があるかどうかなんて確認のしようがない
有るか無いか分からないのであれば
有ると思って対策しておいた方が得だと思いませんか
こんな勧誘の言葉だった
私が思うのは
天国も無けりゃ地獄も無い
たとえ有ったとしても
無いと仮定して生きた方が現世が充実する
ニンジン欲しさに生きたくはない
私の命だ
天国に行きたいから優しくするんじゃない
したい事をしている
その結果が地獄行きならそれで結構
地獄に行ったらどうしよう
鬼を一鬼ずつ勧誘して仲間を増やそう
そして天国以上のユートピアへと作りかえようか
ビーチを作ってヤシの木を植えよう
地獄に堕ちてきた人には痛みを与えるのではなく
善き人へと変わるように教育を与える
やぁ!おはよう!気持ちのいい朝だね!
こんな地獄の日常
地獄のようなが誉め言葉になる
花を愛で
川のせせらぎの中
小鳥のさえずりを聴きながら
揺り椅子に揺られて読書をする
正に地獄
苦痛を避ける為に従うより
理解し、納得して従う
私の子供の頃は前者で何も分かっていなかった
言う事をきく理由はぶたれるから
あ、洗濯しないと
そして寝よう
長年の一人暮らしでも
洗濯ものを干した事がない
乾燥までボタン一つ
洗濯が大変だと思った事は一度も無い
便利な世の中
おやすみ
あ、お手紙を書かなくちゃ