ひとひらの雲

つれづれなるままに書き留めた気まぐれ日記です

太陽の国

2018-12-23 19:06:50 | 日記
 師走の前半は日照時間が少なく、洗濯物もよく乾かない日が多かったですね。夏には敬遠していた太陽も、曇り空が続くと恋しくなります。
 今年最後のブログは、夏に息子たちが撮って来たイタリアの写真で終わりたいと思います。太陽の燦々と降り注ぐ国、イタリアでお別れです。

 コロッセオ

 コロッセオ内部

 まずはお馴染みコロッセオ。古代ローマの娯楽施設で、現代のサッカースタジアムの原型ともいわれるこの競技場は、円周527m、高さ約50m、楕円形の長径188m、短径156mという4層からなる建造物。1階は貴賓席、2階は一般市民の席だったそうで、3階の立ち見席と合わせると7万人超を収容できたとか。ここで猛獣と剣闘士、或いは剣闘士同士の闘いに、皇帝や市民が熱狂したんですね。現在地下室の全景が見えるようになっていますが、ここには猛獣の檻や武器、舞台装置などが置かれていたと考えられています。

 トレビの泉


 こちらもお馴染みトレヴィの泉ですけれど、泉というより大きな建造物のような感じですね。真ん中に立っているのは海神ポセイドン、その足元でトリトンが海馬の手綱を引き、左右の壁には豊饙(ほうじょう)と健康の寓意像、壁の最上層には春、夏、秋、冬の寓意像が並んでいます。16世紀中頃にベルニーニが手掛けて頓挫し、1734年に噴水設計コンテストで優勝したニコラ・サルヴィによって完成されました。青い空にダイナミックな噴水、お似合いです。

 水際に立つ建造物

 ゴンドラに乗って


 ヴェネツィアは縦横無尽に走る運河の町。移動手段は徒歩か水上交通しかありません。大小運河の水際には宮殿や教会、寺院などが建ち並び、その中にサン・マルコ広場もあります。どこを見ても太陽がいっぱいという感じです。

 今年一年、つたないブログにおつき合いいただきました皆様、本当に有難うございました。来年もよろしくお願い申し上げます。

 また来年は新しい御代の幕開けです。皆様にとりましても飛躍の年となることを祈りつつ…。


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