「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

必殺! 雨漏り診断士の雨漏り調査報告書/ 埼玉県越谷市の屋上ゴムシート防水の雨漏り

2020-06-25 18:43:11 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

雨漏り診断調査、修理、防水工事を本気で真剣に 取り組んでいる職人社長の安藤です。

防水工事が終わり、雨が降った後に「雨漏りが止まりました。」というメールを頂くのはとても嬉しいものです。この瞬間があるからこの仕事をやり続けています。

 

それでは、始めましょう。今回は、雨漏り調査報告書「埼玉県越谷市の屋上ゴムシート防水の雨漏り」です。

雨漏り調査に伺い、上を見上げると、雨漏りですごいことになっていました。結構我慢されたのだと思います。天井、壁、電灯、雨漏りの影響でこの状態でした。電灯があるので、漏電に気をつけなければなりません。

2階の雨漏りの上は、ゴムシート防水でした。紫外線の影響でトップコートが既に色落ちしています。このようにゴムシートの黒色が見えてくると、ゴムシート防水を紫外線から保護をしていない状態です。遠目から見てもドレンの付近、立ち上がりの部分がちっとおかしいようです。

近づくとはっきり見えてきました。立ち上がりが少し変な感じに見たのは、ゴムシート防水が接着していなかったからです。

雨漏りで苦労されたのだと思います。ドレンカバーの周囲をご自分でシーリングをして、雨漏りを止めようとされた形跡がありました。

経年劣化でゴムシート防水の立ち上がり部分が浮いています。

ドレンとドレンカバーでゴムシート防水が、ガッチリ固定されているので、引っ張られて浮いています。ゴムシート防水がこのような状態の時は、ドレン部分から雨水が侵入している可能性がかなり高いです。

ドレンカバーの周囲にシーリングをしているため、雨水が流れにくいので、雨水が流れず溜まっています。

屋根の上は片勾配になっていて、片側にドレンが2つありました。雨水は上から下へ流れるので、下にあるドレン、ゴムシート防水の貼り合わせ部分に弱点があると、雨漏りがする確率が高くなります。

ここは下の反対側のドレンです。やはりゴムシート防水が引っ張られている状態です。立ち上がりも同じですね。接着していないところもありました。

この写真は、ゴムシート防水の貼り合わせ部分です。

ゴムシート防水は、ウレタン防水と違い、ジョイント部分があります。ゴムシート防水とゴムシート防水を重なる部分は、弱点になることが多いようです。この写真のようにゴムシートが接着していない部分があると、雨水が入り込む危険度が高くなります。

ゴムシート防水で経年劣化の他に雨漏りの原因になるのが、鳥害です。カラスは屋上で食事会をしていることが多いようです。屋根防水の調査でよく見かけるのが、骨、プラッチックのカケラ、タオルなどです。

 

例えば、タオルですが、ドレンに貼り付いていて、完全に雨水が流れない状態を作ってしまい、プール状態だったのを過去に見たことも数回あります。屋根の上のタオルも雨漏りの原因になってしまします。

話を戻すと、カラスの食事会も終わり、お腹いっぱいになったカラスが退屈していた時、ゴムシート防水の膨れを見つけた時は、カラスはくちばしで突っついてみたり、引っ張ってみたり、結構やらかしてくれます。

屋根の上は土が溜まっていることが多く、そこには無数のカラスの足跡があった、ということもありました。

この写真は、ゴムシート防水の平場と立上りが見えるように撮った写真ですが、ゴムシート防水がすごいことになっているのがよく分かる1枚です。

最初にご覧いただいた雨漏りの写真、あの写真は数箇所ある雨漏り写真の1枚です。屋根のゴムシート防水がこのような状態になっている時は、雨漏りしていることが多いです。

 

やはり定期的に点検、メンテナンスをすることが、雨漏りを防ぐことでもあるし、屋根防水を長持ちさせる意味でも重要だと言えます。

屋根の上に上がって点検するのはちょっとたいへんかもしれません。そんな時は、必殺!雨漏り診断士の安藤が点検をしますので、ご連絡ください。

 

それでは、また。

(必殺!雨漏り診断士/ 職人社長の安藤 )

 

雨漏り調査,見積もりについて:

新型コロナウイルスが猛威を振るうこのご時世、必殺雨漏り修理人は除菌アルコールタイプのウエットテッシュを常に持ち歩き、マスクを着用して雨漏り調査をしています。

毎日、マスクの着用、うがい、手洗いの徹底。今、やるべきことはやっています。私が雨漏り調査に伺う時は安全ですので、ご安心ください。

 現場によっては、家の中に一歩も入らずに雨漏り調査ができます。必要になるのは、雨漏りしている箇所の写真4~5枚と建築図面(平面図、立面図)のコピーです。

写真は部屋出入り口から1枚、近寄って1枚、さらに左右で2枚、近づいて1枚、指をさしていただけると更にわかりやすい写真になります。

 

建築図面が見つからなかったら、手書きの図面でも構いません。

日本では社会的距離(ソーシャルディスタンス)が2mと言われています。守りましょう2mの距離。雨漏り調査時は、三密(密閉、密集、密接)を避け、最小限の接触になるように工夫をしますので、ご安心ください。

雨漏り調査時は、部屋の換気をお願いします。

 

雨漏りの情報はこちらでもご覧いただけます。

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東京/埼玉 必殺雨漏り修理人

職人社長の安藤

 



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