「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

埼玉県和光市の屋上アスファルト防水の雨漏りは、改修用ドレン取付+ウレタン防水/職人魂の防水屋

2020-06-05 18:06:56 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

埼玉県さいたま市、雨漏り修理、防水工事に真剣に取り組んでいる必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤です。

今回は埼玉県和光市のアスファルト防水の雨漏り修理をご紹介いたします。マンション屋上はアスファルト防水でした。雨漏り調査をすると、ドレン付近のアスファルト防水に亀裂があって、雨水を含んでいました。

屋上アスファルト防水の面積が広い場合は、改修工事の工事費が結構かかってしまします。そこで、工事費を出来る限り抑えて今回は乗り切りたい、という場合は、改修用ドレンを取付けて様子を見ることでも良いと思います。

アスファルト防水はアスファルトシートを貼り合わせているので、貼り合わせ部分が弱点になってしまうことが多いです。旧防水層と重ね合わせて施工をする時は、特に気をつけたいところです。

ドレン付近のアスファルト防水に亀裂があります。目視で確認できる場合は、雨漏りと関係があると思っても良いと思います。ちょうど亀裂の部分がまだ濡れているのは、亀裂部分が雨水の入口になっていることと、そのまま出口になっているので、亀裂部分から水分を放出しているからです。

やはりこのような箇所は経年劣化で亀裂が入ることが多いようです。アスファルト防水にカッターを入れ、撤去をすると、雨水が入り込んでいました。

撤去をする時は、カワスキやスクレーパーを使用してアスファルト防水層をきれいに撤去します。

既存のアスファルト防水を撤去してから、暫く乾燥をさせて水分はできる限り蒸発させます。それでも時間的に厳しい場合、ハンドトーチを使用して、強制的に乾燥させる方法もあります。状況により判断します。

次は、切り取ったアスファルト防水シートの端末部をハンドトーチを使用して炙って、端末部分を潰す作業です。

ハンドトーチはとても便利です。このようにしてアスファルト防水の端末を炙ります。炙るとアスファルトが熱で溶け出します。

アスファルト防水の端末部を炙ったら、すぐにカワスキで押さえつけ下地に接着させます。熱い時にカワスキで押さえつけなければ意味がありません。高温でアスファルトが溶けている時にアスファルトが下地に接着します。

アスファルト防水の端末部はこの様に斜めに仕上げておきます。

 

改修用ドレンの取付けとエポキシ系防水下地処理剤の塗布、シーリングをします。

既存アスファルト防水と既存アスファルト防水のジョイント部分と改修用ドレンとアスファルト防水のジョイント部分にメッシュを貼り付けて補強をします。

メッシュの上にウレタン防水立上り材を塗布します。これがウレタン防水の1回目塗布になります。

翌日の工程は、ウレタン防水立ち上がり材で2回目のウレタン防水材を塗布。立ち上がり材を使用するのは、防水材の厚みを確保したいからです。アスファルト防水は強烈な動きをするので、上品に仕上げるのではなく、厚みを確保しなければなりません。

アスファルト防水の動きは強烈です。経年劣化したアスファルト防水は、自身の強烈な動きによって表面に亀裂が入ります。この繰り返しが何年もあることで引っ張られるので、亀裂が更に大きくなってしまいます。この繰り返しで、亀裂から雨水が侵入して雨漏り、というわけです。

工事の予算がない場合は、この方法で様子を見ることも可能ですが、数年後は屋上防水の改修工事が必要だと思います。

この日の施工はここまでです。

工事費にあまりお金をかけることができない時もあると思います。そんな時はご相談ください。いくつかの工事プランをご提案いたします。

 

それでは、また。

(職人社長の安藤 / 職人魂の防水屋)

 

雨漏り調査,見積もりについて:

新型コロナウイルスが猛威を振るうこのご時世、必殺雨漏り修理人は除菌アルコールタイプのウエットテッシュを常に持ち歩き、マスクを着用して雨漏り調査をしています。

毎日、マスク、うがい、手洗いの徹底。今、やるべきことはやっています。僕が雨漏り調査に伺う時は安全ですので、ご安心ください。

 

 現場によっては、家の中に一歩も入らずに雨漏り調査ができます。必要になるのは、雨漏りしている箇所の写真4~5枚と建築図面(平面図、立面図)のコピーです。

写真は部屋出入り口から1枚、近寄って1枚、さらに左右で2枚、近づいて1枚、指をさしていただけると更にわかりやすい写真になります。

 

建築図面が見つからなかったら、手書きの図面でも構いません。

日本では社会的距離(ソーシャルディスタンス)が2mと言われています。守りましょう2mの距離。雨漏り調査時は、三密(密閉、密集、密接)を避け、最小限の接触になるように工夫をしますので、ご安心ください。

 

 

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職人社長の安藤

 

 

 



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