一週間程前の事。
坂井君から、私達研究会仲間に送られて来たメールに皆、愕然とした(>_<)
「棋士を無期限休場し(実質上の引退)医師修行に入る」
「2年間は泥水を飲む覚悟。しかし将来の事を考えて」
私達の中でも、一番研究熱心であり、そして棋士の中でも恐らく一番囲碁が大好きだった彼が・・・
まだお子さんも小さく、色々考え抜いての決断でしょうから、あれこれ言う事も出来ず「残念」としか言う言葉しか見つかりません。(-_-;)
「先週の十段戦予選決勝(メール貰う前日)首藤七段との碁、苦しい碁を粘りに粘って逆転勝ち。とても真似出来ないけど、見習わなければと思っていたのに・・・」
「いや、一人でも日本棋院の棋士を減らした方が、村川十段に関西棋院の棋士が挑戦する確率が上がるかと」
彼の棋士魂には、本当に頭が下がります(-.-)
「僕が打った方がマシやな、てな碁を見せない様に、皆さん頑張って下さい」
ハイハイ(-_-;)私達は、この道で、もがいて行きます。。。
努力家の坂井君の事ですから、心配無いとは思っていますが・・・
体だけは大切に、と何度も言った事でした。