百合の花  141/365

 

 暗闇の中を手探りで歩いている。くるんとひ

っくり返す事が出来たらスカッとするのだろ

うが、世の中でそんなどんでん返しはなかな

か起らない。物事は遅々としてゆっくりとし

か進んで行かない。諦めないように、止まっ

てしまわないように意識を保っておくコトで

何か変化が起こるのを待っている。何でも続

けていけばいつか花が咲くと信じている。飛

ぶ為の屈伸は大きければ大きいほど、矯めれ

ば矯めるほど高く飛べるに違いない。