リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

石垣島発

2108年05月01日 | 何でも

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☆週刊誌やスポーツ新聞を中心に事件、芸能、スポーツ等を撮影していた元報道カメラマンです。2001年、石垣島に移住してからはネイチャー写真を中心に、ガイドや撮影協力、自然調査などを生業としています。時にはジャーナリストとして今の石垣島の厳しい現実もお見せします。

ツアーに参加したくなった方はリフトアップ・石垣島エコツアーHp からどうぞ!

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☆結構、追記・訂正をしているので再読すると違う事書いてあるかも(笑)。


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コメント (4)
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まだ知らない石垣島1

2024年04月05日 | 何でも

石垣島に住んで20年以上になりますが自然に身をゆだね入り込んでくと、未だ地形図や空撮画像では読み取れないとんでもない場所や素晴らしい光景に出くわす事があります。その昔、石垣島の標高約120mより低地では一度は海中に沈み、今は土があって樹々が生えた森や山になっていても、全てではないですがその地面の下には当時のサンゴなどが作りあげた琉球石灰岩が残っていたりします。画像の場所も一見緩やかな牧草地ですが、こんな平坦に見える場所でも長い年月の末形成された自然は複雑で、特に石灰岩は雨や地下水で溶けるので複雑な地形になっている事があり、なかには木や草で隠れ見えない穴が「ポッカリ」口を開けている事だってあるんです。

ここではありませんが「あの森に入った後、帰って来ない」、という言い伝えがある場所が島の北東部にあります。オイラもだいぶ前に行った事がありますが、行く前からその伝説は聞いていたので、慎重にビクビクしながら進入しました。目を凝らし良く見ると、まず気付いたのが枯葉の下から除くその地面は石灰岩でした。奥に行くにしたがい小さい穴や陥没が所々にあり、もし地面の下に大きな空間(洞窟)があり、薄い天井ギリギリで保っていたとしたら、踏みつけた瞬間簡単に割れ陥落するでしょう。一人で来ていてケガなどで上がれなくなればもう終わりです。昔はもちろん携帯電話なんてないし、そもそも穴の中で携帯が通じるのか。叫んだところで余程運が良くなければ人が来るような場所でもないし。「帰って来ない森」という言い伝えが残ったのも、過去にそういう事故があったのかも知れません。
余談ですがオイラはこの森でネコの頭骨を見つけた事があります。もしかしたらかつて石垣島にもいたヤマネコ?と思ったんですがそのまま置いて来てしまいました。持って帰れば良かった!

話を戻します。この時も海岸段丘に沿って歩いていると突然の崖が! ガンガン歩いていたところに突然出て来たので危うく落ちるところでした。

覗き込んで見ると高低差10m位はあるでしょうか。水が流れているのか目を凝らして見たんですが分かりません。考えていても仕方ないので降りる方法を考えます。まずこの場所からだとロープを使って降りるしかないな。けど、この時は持って来てないので出直して来るのも面倒臭いし。どこか勾配が緩やかな場所を探すしかない!

崖に沿って下流側に歩いてくと、意外と簡単にありました(笑)。何とか底まで降り、目に跳び込んで来たのは、、、!

谷底から見たその光景は未知のジャングルに入り込んだようです!

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偶然見つけて、偶然出くわしました。

2024年02月21日 | 写真好き!

以前帰省した時に実家から自転車で行ける範囲にいくつかの遺跡がある事が分かりました。今回はその内の一つ「中塚貝塚」に行く事にしました。向かう途中にある埋蔵センターで詳しい情報を得て、親切に地図をコピーして頂き、さぁいよいよ出発です。ところで、縄文時代の貝塚という事は当然縄文海進の頃に陸地だった場所なので、地形的にある程度高い場所にあります。必然的にオイラは坂道をママチャリで「うんしょ、うんしょ(一応内装三段)」と上って行く事を強いられます(>_<)。
2月の内地というのに汗だくになりながら坂道を漕いでいると、途中で何やら石碑が。「茨城百景・大利根の展望」と書いてあります。どうしようか迷ったんですが行きたいのを我慢して「まずは貝塚だ!」と思い、再び一応内装三段で(笑)「うんしょ、うんしょ」と坂道を漕ぎ続けます。

それが功を奏したのか、帰路の途中でさっきの「茨城百景・大利根の展望」へ続く階段(坂東富士見坂)を上がって行くと「何て事でしょう」、今回の光景に出くわす事が出来たのです。

最初階段を上がって散策して見ると、この場所が面足(おもたる)神社(小文間大六天)の境内だという事が分かりました。しばらくウロウロして鳥居などがある場所から少し歩くとこの場所があります。実は最初に出会ったのはこの光景ではなく下の光景でした。「面白いなぁ」と何枚も撮り続け「こんなもんで良いか」と思って振り返った瞬間「おお~!」と、上の光景が飛び込んで来た訳です。

いずれもスマホとデジ一と両方で撮影したんですが、スマホの方が良い感じで撮れていました。良くある(笑)。こっちも面白画でしょ。この奥にはさらに何方向かに道(市民いこいの森 遊歩道)が続いていていて、行って見たかったんですが初めての場所でこの時間に山中を歩くのは無謀だと思ったので止めておきました。これを書くのに色々調べていると今回の目的地「中塚貝塚」の手前に「西方貝塚」というのもあるのが分かりました(埋蔵センターで教えてくれなかったぞ)。竪穴式住居跡もあったようです。次回帰省した時はその西方貝塚と神社の奥に続く遊歩道を散策して見たいと思います。

あれ?、中塚貝塚はどうなった? はい、近い内にUPします。

 

#中塚貝塚 #西方貝塚 #縄文 #面足神社(小文間大六天) #遺跡 #リフトアップ

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2024 冬のカエル観察会の様子

2024年01月24日 | 夜が好き!

今回は毎年冬になると行う冬のカエル観察会の当日の様子です。いつもは年末に行っていたんですが年末だと参加者が集まらない、忙しい、と言う事で今回は年明けに行ったんですが、結局今回もいつものようにそれなりに参加者が集まりました(笑)。

観察場所は冬の夜の山中の沢。昼間は岩の間などに身を潜め暗くならないと出て来ないので夜の山に行かないと見れないんです。また国立公園、国名勝(文化財)、石垣市保護地区という幾重にも守られた場所に棲み、まぁ要するに採取したらダメな奴です。石垣島と西表島のみに生息する固有種で、絶滅危惧種、石垣市の保全種にも指定されているカエル、コガタハナサキガエル(アカガエル科)です。

夕方から集合し、沢の歩き方やハブなどの注意事項を説明し出発。登り始めると早速色んなカエルや昆虫の鳴き声が聞こえて来ます。地面にスベザトウムシが歩いているので、しばらく雨の心配はないかな? ただいつもに比べると寒くない。 下見に行った時も例年ならもう卵塊が見られる頃だったんですがありませんでした。実は昨シーズンも数回通ったんですが結局オイラは卵塊を一度も見る事が出来ませんでした。

昼間の下見の時に撮影したコガタハナサキ。岩の隙間の奥の方に隠れているので、なかなか見つける事が出来ません。↑こんな感じ。

心配をよそに生息ポイントに入ってしばらく行くと、直ぐにコガタ君達に会う事が出来ました。 最終的に参加者全員に見て頂けて皆さんとても喜んでます。気持ち悪いと思っていた女性も夜の真ん丸黒目の状態を見て「こんなに可愛かったんだ!」と言って一生懸命写真を撮っていました。

カエルがいる所には当然それをエサにしようとする捕食者もいます。ですから毎回しつこく言いますが、夜のカエル等の撮影の時はいきなり近付かずに、まずはハブなど危険な生き物がいないか回りを良く見てから少しずつ近付いて下さい。 移動中もうかつに手を付いたりせず、足元も長靴で行く事をお勧めします。

カエルは水場にいるもんだと思ってる方が多いですがそれは大間違いで、恋の季節や産卵の時は水場にいますが、そうでない時は意外と離れた場所にいて、コガタなら普通に土の上にいたり葉の上で生活しています。もちろん昼間は隠れていますよ。

観察会の時に見た他の生き物を紹介します。
一色隆三先生の名前が付いたイッシキマイマイ(ニッポンマイマイ(ナンバンマイマイ)科)。イッシキマイマイはイワサキセダカヘビとの攻防など、知らべて見るととても面白いです!

石垣島のアワアワ卵塊を作る、ヤエヤマアオガエル(アオガエル科)。「コロロ~コロロ~」と、とても可愛い声で鳴きます。

たぶんクロヨシノボリだと思うんですが、夜は模様も色も殆どないのでオイラの知識では分かり辛いです。

最後は本来いてはいけない、特定外来種のオオヒキガエル(ヒキガエル科、メス)です。20年以上住む石垣島で見たオオヒキガエルの中で過去最大種でした。オイラは仕事で特定外来調査をやっているので捕獲(生きたまま移動)させても良いんですが、この時は入れる物を何も持っていなかったので捕獲しませんでした。これだけの大きさ、在来種が数多く食べられているはずです。次回からは必ず持って行くようにしたいと思います。ただ外来種も人間による犠牲者だと言う事を忘れないで下さい。

結局2年続けて観察会で卵塊を見る事が出来ませんでした。このまま済ます訳にはいかないので、今シーズはしつこく通って見ようと思います。他にも色々見ましたが、画像が無いので今回はこれくらいで。今回紹介した生き物はオイラのこのブログにも載せているので、もうチョッと知りたいと思った方は良かったら検索して見て下さい。

 

#夜の山 #撮影ツアー #イッシキマイマイ #クロヨシノボリ #ヤエヤマアオガエル #サキシマハブ 

#コガタハナサキ

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石垣島、冬の夕焼け

2024年01月15日 | 空が好き!

用事があってウチの前を奥に行った帰り道、良い感じの空になっていたので撮りました。この時はたまたまですがウチからは自然が近いので、空とか風とか匂いとか、とにかく気になったら直ぐに家を出れば海でも山でも大抵間に合います。

午後の2時、3時になって「雨が止んだからチョッと山に行こう」とか、「あれがそろそろだな」とか思いついたら直ぐ行ける(移動時間が少ない)ので今日も2時に家を出て2時間くらい山に入り撮影、ちゃんと明るい内に山を下り帰り道の林道でもいつも見てる数か所をチェックしながらまた撮影、最後は田んぼの中の農道を走りながらまた撮影。数打ちゃ当たるってもんで、たまには良い写真が撮れてると思います、多分(笑)。

だけどこれだけ人と自然との距離が近いと言う事は、人がチャンと考えて生活してないと直ぐに自然に影響を与えてしまう、と言う事です。

チャンとしないとね!

 

#冬の夕焼け #自然との距離 #元々は自然だった #リフトアップ石垣島

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アリんちょが何故かチブサトゲグモに仕掛けました!

2024年01月04日 | 生き物

琉球列島なら普通にいる、チブサトゲグモ(コガネグモ科、メス)ですが、生き物好きの人には結構人気でオイラも最初見た時は凄い姿のクモがいるなぁと興奮したものです。この時はオイラの頭がこの子の巣に引っかかっちゃって岩の上にポトッと落ちて来たので何だろうと見ていました。ちなみに今回のは、一番良く見る「鬼が笑ってる」模様ですが、何パターンかあります。

それほど真面目に撮る気はなかったんですが、マクロの付いたカメラで覗いているとアリんちょがススッとフレームイン。クモは小さい昆虫とかを食べるからやられないかな?と思って見ていたらなんと、アリの方が攻撃開始! クモの脚に噛み付いて襲い始めました。クモも反撃!、抑え込もうとしましたが直ぐに怯んで逃げ始めました。アリ恐るべし! その間、速過ぎて全く撮れてません!(笑)。この画像もかなりピンボケを無理やりシャープしてそれでもまだこんなにピンボケですが、面白かったので載せました。

実はアリは物凄い強くて、例えば庭や家なんかでアリが出たからと退治すると、バランスが崩れて逆に他の害虫が大量に発生したりする事があります。植物の中でも甘い汁などでワザとアリを呼び寄せたり住まわせて他の害虫から守って貰うというのもその辺の草花で当たり前にあります。
クモも負けていなく、チブサトゲグモに限らずクモはみんな毒(タンパク毒他)を持っています。ただ人が被害を被る程の強い毒を持っている種は日本には僅かしかいません(西表島ではクモ咬傷で死亡例がりますが)。

ですが、1993年沖縄県の知念村で過去にチブサトゲグモに咬まれた経験がある方が、約1年後同じコガネグモ科のヤマシロオニグモに咬まれ、激しい掻痒感(皮膚や粘膜がめっちゃ痒い)、悪心嘔吐(気持ち悪く吐き気がある)、意識朦朧といった全身症状が出ています。これは単独でクモ毒が直接作用したんではなく、過去があった為アナフィラキシーショックで強く出たそうです。
まだ研究中ですが、そんなクモ毒などに効くとされているのがモンパノキ等の薬用植物です。モンパノキは沖縄では昔から薬草として利用されて来ました(ミーカガンなど材としても)。ハブやクラゲなど多種別種の解毒だけでなく風邪や下痢などにも効くと言われ、葉を食べたり煮だした汁をぬったりと色々な使い方があります。昨今、民間療法・伝承薬と言われていた物が調べてみると科学的に効くんだ、という事がどんどん証明されて来ています(効くんだけど科学的に証明するのが難しい)。津波でも何でも昔からの「言い伝え(伝承)」というのは本当に大切ですね!

今のところ一時的に緩和する作用があるという事までは研究結果が出ているので、緊急時に何もなく仕方なくという使い方で、その後はちゃんと病院に行く!、というのが良いかと思います。
ただしあくまで自己責任でお願いします!

 

#チブサトゲグモ #クモ毒 #薬用植物 #タンパク毒 #解毒 #モンパノキ #リフトアップ石垣島

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本物の島の自然を見て欲しい

2023年12月29日 | 何でも

この森にあるオオバアコウ(クワ科)を見るといつもその凄さに圧巻されます。ガジュマルではないけどキジムナーが住んでそうだし、土台になっていた樹は既に朽ち果てているので、アコウの中心に包まれる不思議な?経験も出来ます。なかには取り込まれてしまうような気がして怖い!、と感じる人もいるかも知れませんね(笑)。 
安定した森なので歩きやすいし、在来種で構成された昔ながらの石垣島の姿をここに見れます。こう言うのを見ると、これを壊しちゃいけないなって思うはずです。

アコウとオオバアコウ、どこが違うの?と聞かれますが「側脈の数とか果柄の長さ」と言われても良く分からないって顔されるので「葉っぱの大きさと実の大きさ」って言うようにしています。だいたいそれで合ってます(笑)。

 

#リフトアップ石垣島 #本当の石垣島 #オオバアコウ #原生林 #自然

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水元公園にも、さくらねこ

2023年12月24日 | 何でも

帰省した時に行った地元の水元公園。ネコがいるなと思って近寄っても全然逃げずに撮らせてくれました。ネコブームで撮られる事に慣れてるみたい。

慣れてるどころか向こうから近寄って来て「撮影したんだから何か頂戴」って言ってます(笑)。申し訳ないけど食べ物は何も持っていなかったので、ゴメンなさいしましたが、やけに慣れてるなぁと思って撫でたりしてたら分かりました。「さくらねこ」だったんです。野良の割には毛並みも肉付きも良いし、他の子はネコ缶(ちゃんと中身だけ置いてありました)食べてたし。TNRだったんですね。

右耳に桜チップ(桜カット)。TNRの考え方は賛否両論ありますが、オイラは肯定派です。一度自由を手に入れたネコを無理やり押し込めても仕方がない。でも中には飼って飼ってっと寄って来るネコもいて、そういう子は飼ってあげれば良いです。あと人の手が必要な子。一番悪いのはいつも人間ですから。

ウチの洗濯機小屋(外にある)には、ノラ猫・茶シローの嫁(茶々)と娘達が出入りしていますが、今の冬の間はほぼ定住しています(笑)。茶シローも雨の日はほぼいます。避妊手術済みですが、それよりも冬のせいでみんな良く食べ太って来ました。

 

#さくらねこ #リフトアップ石垣島 #水元公園 #TNR

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長居公園・牧野展・花と緑と自然の情報センター 

2023年12月13日 | 文化・歴史好き!

先月帰省する時、爺ちゃんと婆ちゃんの何回忌目だと言う事で実家に帰省する前に大阪経由で帰省しました。関空に着いたその日はそのまま叔父の車で墓参りに連れて行って貰い、翌日は大阪に住んでいたころ遊びに行った長居公園に。長居公園はサッカー場や陸上競技で有名ですが、じつは植物園や博物館もあるんです。
前回来た時(婆ちゃんの葬式で10年以上前かな?)はそばを通っただけで植物園等があるなんて知りませんでしたが、子供の頃の記憶に残るコンクリ?の塀が当時40年以上経っても残っていてとっても嬉しかったのを覚えています。今回も見られるかと期待はしていたんですが、50年以上経つと流石に危険なのか、防犯上なのか分かりませんが撤去されていました、残念!

長居駅から直ぐの入り口から小雨の中テクテク歩いて行くと、修旅なのか課外授業なのか、地元じゃなさそうな学生さん達が沢山いてオイラに「植物園はどこですか?」と聞くので「僕も今探してる所」と言って笑い合いました。
植物園に着くまでも色んな植物が生えていて楽しみながら歩いて行ると、目の前に「牧野展」の文字が。
これは観るしかない!、しかも良く見ると無料!

このような牧野博士が書いた植物画が垂れ幕だけでなく、ポストカード等のグッズにもなっていて、お洒落~。絵が上手いとデザインとしても成り立ちますね。

入口には何と朝ドラで何度も出て来た「バイカオウレン」のジオラマが! ジオラマと書きましたが、ちゃんとした方が園芸として土を入れ水をやり、生きた状態が見られるように手入れしてくれているのです。オイラも見たいと思っていた植物なので嬉しかったです。花は時季が違うので見れなかったけど。

あとから気付いたんですが、この建物は「花と緑と自然の情報センター」でした。中には園芸相談コーナーや、奥には大阪の自然が凝縮された博物館があり(しかも無料!)、生き物展示や地質、標本、写真など盛り沢山で、結局植物園や博物館に行く時間が無くなるくらい楽しめて、ほぼ一日終わってしまいました(笑)。図鑑など自然関係の書物や資料も大量にあるし、グッズコーナーには欲しい物満載! 観察会も定期的に行っているようです。参加したい!

生きているようなオオサンショウオ。多分本物を防腐処理してアクリルで処理してるんだと思いますが、フィギアのように、まるっきり一から作ったんだとしたら素晴らしい技術ですね。どっちなんだろう?

こちらも生きてるみたい!

特にワクワクしたのがこの手書きのフィールドマップ。専門家が現場に行ってどんな動植物等が見られるか細かく書いてくれています。これを頼りに現場に行って自然観察したらどんなに面白いでしょう! オイラも自分でフィールドノートを書いているので、こう言うのがどれだけ大変か良く分かります。何度も何度も現場に足を運んではその都度新しい発見や季節の変化を書き足していく、本当だったら簡単には人に教えたくないような貴重な情報です。それを惜しげもなく公開してくれている、物凄い事ですよ。こういう手作りマップが館内あちこちに貼ってあり、まさに宝の宝庫です!

期会があったらぜひお尋ねください。近くの幼稚園の子供達も沢山来て楽しんでいました!

 

#リフトアップ石垣島 #長居公園 #自然観察 

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モミジバフウ

2023年11月25日 | 何でも

気付いて見たら11月はまだ一度も書いていませんでした、サボり過ぎです。帰省で10日程島にいなかったので多少は仕方ないんですが。11月が終わる前に急いで書きましょう。と言う事で何回かは帰省時の事を順不同で載せて行きます。

まずはオイラの地元、葛飾区の水元公園で見たモミジバフウ(フウ科)です。あまりにもキレイでビックリしました!

晴れていればもっと良い色が出たんでしょうが、それでも素晴らしい色でした。フウ(たぶん、タイワンフウと呼ばれるタイプ)は石垣島のバンナ公園にもありますが、こんな紅葉したかな?石垣の気温だとしないのかな?あとで見に行って見よう。

実も面白い形をしていて(画像上の方に生ってる)この時は拾えませんでしたが、管理棟に行くと園内で見られる他の実と一緒に飾ってありました。園内では猛禽類も含め鳥も多種見られるそうで、オイラが子供の頃はカワセミが見られると言う事で人気でした。オイラもここで見た記憶があります。と言うか東京23区内でも葛飾区は自然が多く残っていて今でも良い環境です。

ただ写真を撮る人や、釣りをする人のマナーがあまりに悪過ぎて苦情が出てるそうで、公園に行かれる方は困ったちゃんにならないように楽しんで来てください。都内唯一のオニバスとアサザの自生地でもあり、7~8月は開放され花も見られるそうです。今は分かりませんが昔はホタルもいて、水元と言うくらいですから水が湧いてる場所もあるのかも知れません。

メタセコイア(ヒノキ科)林も凄いです! 
ギネスで世界一高い木として有名なジャイアントセコイアの仲間なので、ココのも皆背が高い!
今回紹介したのは外来種ばかりですが、園内には水辺の植物エリアもあるし、実は奥に行くとこの辺りの本来の森があるので興味がある方はそちらを重点的に。一番西端にある「かわせみの里」では淡水生の生き物が見られます。観察会もやってるから参加して見ては。

水元公園は車等で行く場合は良いんですが、電車で行く場合は金町駅からバスで水元公園で下車すると公園の真ん中に着いてしまいます。端から見たいんだ!と言う場合は(オイラもそうしたかった~)、東金町天王橋(京成バス)や高須(東武バス)だと比較的端から歩けます。また地図を見ていて気付いたんですが、他の公園と続きで江戸川からもずっと歩けますね。電車とバスで辿り着けるか分からないけど、体力に自信がある方は江戸川から、もっと体力がある方は柴又駅~帝釈天~江戸川と続けて行くと良いかも。ん?、これって自転車が一番かな? そういうと帝釈天の入り口横に自転車を停めて観光してる人見た事あったな。

水元公園|公園へ行こう!

 

#リフトアップ石垣島 #水元公園 #観察会 #葛飾区

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