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2月9日北海道の屈斜路湖(くっしゃろこ)最低気温はマイナス30℃以下まで冷え込みました、そのおかげで、めったに見れないフロストフラワーがみれました





フロストフラワーは3つの条件が揃わないと現れない稀少なものです💡


まず気温がマイナス15℃以下という条件と、もうひとつが雪が降らずに風が全くない無風という天候条件、この2つはクリアすることがよくあるんですが、最後の条件が厳しく水温と気温の差が20℃以上という条件です



屈斜路湖の和琴(わごと)半島付近は湖の底から温泉が湧いていてさわると温かいです、湖の表面が氷結し水温と気温の温度差と早朝の冷え込みにより水蒸気が花のように氷結して湖面に現れるのがフロストフラワーなんです




冬の早朝しか見れないので3時半に起きてマイナス30℃の極寒の中、まだ星空が見える5時頃から朝日が昇りきる7時過ぎまでフロストフラワー現象を見ました



星空から朝焼けとそしてこれもめったに見れない毛嵐まで見る事が出来ました



その様子を順に紹介します

















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6時頃です、星空と朝焼け両方が見れます



















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6時半頃です、日の出直前で明るくなり、湖面の雪原からフロストフラワー全体がブルーで幻想的です

















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そして6時45分朝日が昇ります


朝陽に照らされた雪原にフロストフラワーなんて

最高の景観です


























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そして朝日が昇りきると太陽の下から白い煙がまるで津波のように流れてきました


これは毛嵐(けあらし)と言って快晴の水温と気温の差があるときに発生する自然現象です、これもめったに見れない光景です






















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陽も高く昇りフロストフラワーともお別れの時間です。


フロストフラワーは早朝時間しか見れず太陽の日が昇ると溶けてしまう繊細な花です























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今日は極寒の中、白鳥が飛来してきました✨

湯気が出ているのは温泉です
















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そして霧氷(むひょう)も見れました、本州でも雪が降って冷え込めば見れますが北海道ではこの時期毎日のように見れます











今回は観測史上初の大寒波の中だからこそ見れた絶景でした、でも本当に寒くて凍傷になりかけたけど‌かなりラッキーでした