LA在住【カラーココロジスト®】＆

【女性性封印解除ヒーラー】泉　智子です☆

 

 

昨年の2月、

父が亡くなりました。 

 

父の遺品を整理していた母が、

 ”転送したいものが有る”と、

 

今朝、一通の手紙を 

日本から送って来ました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

＊＊＊　ここから　＊＊＊ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

”マッチ売りの少女” 　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

娘が3歳の 

X'masの夜、 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

私はせがまれて 

”マッチ売りの少女”を 

読んでやりました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

いつもより、情感たっぷりに

声色を変え、仕草を交え

絵本を読んでやると。。

 

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

娘は、真一文字に唇を噛み、 

その嗚咽を押し殺すかのように 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

声もたてず、 　　　　　　　　　　

ただ両の瞼から、 

 

はらはらと　大粒の涙を 

流して泣いていました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

女の子ならば、 

声を上げて泣いたが

不憫に思われ 愛されるでしょう。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

そんな不器用な泣き方が、 

私に瓜二つで、

 

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

この娘の頑なさゆえに 

将来抱えるのかもしれない、 

多くの苦しみや悲しみから

 

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

何としても 

支えてやりたい 

守ってやりたい。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

 

はらはらと流す娘の涙を見て、 

私は、固く

心に 誓ったのでした。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

＊＊＊　ここまで　＊＊＊ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 。。。私の記憶の中で、 

武骨で、不器用で 

口より先に手を挙げる 

父との子供時代は 　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

沢山のモノクロ写真が 

貼り付けられていました。

 

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

なのに。。今朝、 

数十年の時を経て届けられた 

寡黙なオトコの「ラブレター」は、

 

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

まるで「春一番」の 風のように、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

私がずっと握りしめていた 

「モノクロ写真の記憶」を 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

一瞬で色鮮やかに　 

塗り替えて行ってくれました。