人生日訓(87)
「我は師の乳を離れず」
釈迦の高弟、舎利佛(しゃりほつ)は入門してからいつまでも、その師の許に通って
教えを受けた。一人の外道が「どうしていつまでも乳を離れないで師について法を
きくのか」との問に答えた言葉である。自分にはうむことなく、師の教えを聞き続け
たいし、師の乳は果てしなく豊富である旨を外道に説明して納得させたよいう物語
である。孔子の場合も教えることにうむことなく、厭くことなしといい、弟子も孔子の
徳の仰げばいよいよ高いことに驚嘆している。キリストの場合にも、若く死んだとは
いえ、信者達も常に「主よ主よ」と言ってその説教を追い回した。
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12月から咲く花「蝋梅(ろうばい)」
開花時期は、12/25 ~ 翌 3/15頃 ・お正月頃から咲き出す。 花の少ない季節に咲く、 うれしい花です。 ・とてもよい香り。 ・中国原産。 日本には17世紀頃に渡来。 ・「”蠟細工”のような、 梅に似た花」から 「蠟梅」の名になったらしい。 寒さや霜から身を守るために 蠟細工状なのかな? また、臘月(ろうげつ: 陰暦の12月)に 梅に似た花を 咲かせるところから、とも。 (「臘梅」の字で 表わすこともある)。 ・よく見られるのは蠟梅のうちの 「素心蠟梅(そしんろうばい)」。 花の外側だけでなく 内側も黄色いのが特徴。 ふつうの「蠟梅」は 内側がちょっと赤っぽい。 私が撮った写真は ほとんどが「素心蠟梅」。 ・葉っぱは、 ふつう花が咲く前に落葉するが、 開花時にまだ残っていて 徐々に落葉する場合もあるようだ。 表面はザラザラした感触。 ・花のあとでできる実は、 なんともユニークな形。 花の姿からは想像できない。 ・1月27日の誕生花(蠟梅) ・花言葉は「先導、先見」(蠟梅)
(季節の花300より)