電気自動車が最近は徐々に話題になってきましたね。

電気自動車の雄であるテスラは大幅上昇しており、すでに自動車メーカーのドンだったトヨタ自動車の時価総額を抜き去り、自動車メーカーの中でもトップの時価総額を誇っています。

将来的には電気自動車がガソリン車を駆逐して電気自動車の時代がやってくるかもしれません。そうなるのであれば電気自動車メーカーに賭けるのもいいのかもしれませんね。

世界各国でガソリン車は規制の対象となりつつあります。特に中国では2035年に全てのガソリン車を廃止し、電気自動車の割合を50%以上にして、残りはハイブリッド車にすることで2035年以降には既存のガソリン車が市場から無くなる事になるんですよね。中国では将来的に数多くの電気自動車が普及しているかもしれません。

中国ほどではないとしても、アメリカでもカルフォルニア州でも2035年以降はガソリン車の新車販売を中止して電気自動車等の環境配慮車に切り替えます。欧州でも規制を実施する国や検討している国が出てきており、イギリスは2035年よりガソリン車の販売が禁止、フランスも2040年よりガソリン車の販売が禁止されます。

さて、徐々にガソリン車への規制の包囲網が築き上げられてきており、電気自動車が優勢となりつつある中、天才投資家である「よしぞう氏」は電気自動車への投資を行うのであろうか?
< すいません(-_-;)、お見苦しい発言がありましたが、気にしないでください > 

よしぞう氏は天才投資家だから、すでにとっくに電気自動車に投資していたよ。

そうなんですよね。僕は、とっくの昔に電気自動車への未来を予測して、電気自動車メーカーに投資をしていました。世界で電気自動車が普及するとしたら、一番早く普及すると予測した中国で、中国の電気自動車メーカーに投資をしていました。

既存のガソリン車を廃止するのであれば、様々なしがらみを取り除かないといけません。ところが中国は強権を発動できるので、国が推し進めるのであれば企業は従わないといけません。環境対策を強化する必要があり、ガソリン自動車メーカーの実力では周回遅れであり、今更自動車産業で世界の覇権を取れない中国は、次世代の自動車として電気自動車の普及に力をいれて、次世代自動車で世界の覇権を取りに行く事が中国にとってはベストなシナリオです。

なので、僕は今から10年も前の2010年に中国の電気自動車メーカーである「BYD」に投資をしたんですよね。中国では、電気自動車の時代がやってくる。そして、いずれガソリン車は駆逐されて電気自動車が世界の市場を席巻する。こう思った僕は、中国初の電気自動車メーカー(中国版テスラみたいな感じです)であるBYDに投資をしたのでした。

10年前のBYDの株価と今の株価を比べると、今では3倍ぐらいになっています。


「よしぞうさん、今もBYD持っているの?」

「・・・・・とっくの昔に売っちゃいました(笑)」

「よしぞうさん、でも儲かったんですよね?」

「・・・・え〜と、損切りしました(-_-;)」


はい、BYDへの投資では失敗しました(笑)


確かに、中国において電気自動車の時代が来ることは間違いないと思います。中国だけでなく世界においても電気自動車の時代が来ることになるでしょう。

BYDが話題になったのは、天才投資家バフェット氏がBYDに投資をしたからです(現在もまだ保有したままのはずです)。あのバフェット氏が中国株でしかも電気自動車メーカーに投資をするという事で中国株界隈では非常に話題になりました。

当然ながら株価は急上昇しました。

僕は、いったん株価が落ち着いたと思えた場面(緑丸)で購入したのですが、その後もズルズルと下がり続けて結局は購入から4年後の2014年に損切り(赤丸)しました。
BYD売買タイミング

2009年からの急上昇がいかにもバブルって感じのチャートですよね(笑)

電気自動車がガソリン車を駆逐していくかもしれないと言われ始めていた時期に、ちょうどバフェット氏がBYDに投資をしたという事で、電気自動車の将来性に賭けた人々がBYDに殺到しました。

もちろん、僕のその一員です(笑)

実力以上に将来性を評価されたBYDの株価は、急角度で上がり続け、上昇している間はそれがいつまでも続くものだと思っていました。暫く経つと、期待以上に膨れ上がった将来性よりも現実性(実際の売上や利益)がフォーカスされ始めて、以降は下がり続けていく事になります。

僕は、結局は損切りという選択肢を選ぶことになり、他の銘柄に乗り換える事にしました。

そして、現在のBYDはあの当時よりも高い株価になっているのですが、現在のチャートみてみると、今のバブル感が半端ないですよね(笑)。今年になって急上昇中です。

BYD長期チャート

例えば、今話題のテスラでさえ、1〜2年前のタイミングで投資することは難しかったでしょう。1〜2年前にテスラに投資をしてれば現在はウハウハ状態です。でも、そのタイミングでテスラに投資をしている人は少ないはずです。あの当時のテスラは悪材料満載でしたからね。

テスラ株価

話題になっている時に、投資するのは簡単なんですよね。

でも、それが続くとは限らないんですよね。

過去に僕がBYDに投資した時も、電気自動車が話題になっていました。あの天才投資家であるバフェット氏がBYDに投資をしたからです。当然ながらBYDの株価は上昇して投資家の話題になりました。

僕も、それに乗っかった形です。

でも、その上昇は長続きせずに、当面停滞が続きました。

「いずれ電気自動車が評価される日が来る」
「中国において電気自動車が普及する時代が来る」
「世界においても電気自動車が普及してく時代が来る」

可能性が非常に高い未来予想図だと思います。

でも、それに投資すると儲かるかどうかは、タイミングや株価の動向、市場の反応などの様々な事が重なり、未来を予測できていたから投資で儲かるというものではないです。


さて、時代は流れ、再び電気自動車に焦点があたる日が来ました。

テスラという斬新な企業が世界の自動車市場を席巻し、株価はうなぎ登りです。

間違いなく電気自動車の時代が来ると思います。

さて、では電気自動車メーカーへの投資は成功するのだろうか?

う〜ん、それは非常に難しい判断だと思います。確かに電気自動車は今後普及していくだろうし、ガソリン車は駆逐されていくでしょう。

ただ、今のテスラの株価が今後も上がるかどうかは未知数です。もちろん長期的な視点で立てばテスラの株価は今の株価よりも上昇していると思うし、数年後もしくは10年後にはテスラの株価はもっともっと上昇している可能性は充分にあると思っています。

でも、今の株価がかなり高値であれば、数年間ぐらい低迷する(もしくはボックス相場に突入する)可能性も充分にあります。

そうなった時に、それでも電気自動車への未来を信じてホールドし続ける事が出来る握力があるかどうかが投資家には問われるかもしれません。

それが杞憂に終わり、何事もなく右肩上がりにテスラの株価が上がっていくのであればいいのですが、今後テスラの株価が停滞することがあるようであれば、そこを耐えれる胆力が備わっている必要があります。

テスラへの投資って、本当に難しいな〜と思います。

個人的には欲しいと思う銘柄なのですが、なかなか手が出せないのが現状ですね。


押してくれたら嬉しい! 応援クリックお願いします
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村