今日も一日お疲れさまでした。
一週間のご無沙汰の朔です。
早いもので１１月も最終週ですね。
２０１９年もあとひと月ちょっと。
体調に気をつけてゆるゆる参りましょう〜。

さて。
潜在意識だとか心理だとかに代表されるような「人の心」というものは、かくも単純なくせして非常に分かりづらく、現実の変化もくるくる分かりやすく起きてくることばかりでもなく、それは時折

停滞する。

というあんまり嬉しくない事態としてもたらされることがあります。

(これ結構よくあるんです。)

物事が全然うまく進まない！とか
うまく進んでいたのに急に止まった・・とか
何をやってもうんともすんとも言わないとか
なんかどんどん状況が悪くなるとか
自分なりにできることをやってるけど手応えがないとか。

一見するとネガティブにしか思えないようなこと起きることも多々あったりして、潜在意識へのアプローチって頭で考える以上に届きづらい場所だったりします。

もちろんエクササイズや課題も１回や２回やったところで「すっきりしない」とか「しっくり来ない」なんてのは実は当たり前ですし、いつの間にか止めてしまえばやっぱり実を結んでいきづらいですし、ゆっくり・繰り返し・時間をかけて何度もやることで、じわじわ浸透するものなんですね。

ご自身への言葉がけや思いやりの気持ちを向けていく中で、すっきりする時もあればしない時もある。

実はこれ、あって当然なんです。

むしろ、こうして感じられるものがあるだけでも変化への小さな一歩を歩んでいるとも言えるんです。

ただ、心がけておかけるといいかなあ？と思うのは、ご自身への思いやりや癒しということについて「完璧主義」を目指さないこと。

完璧にやることが目的じゃないんで、やってみたけどいまいち「?」な感じの時があってもいいし、なんか思うほどすっきりしない時があってもいいんです。

別に問題はそこじゃないし、それはあなたが思うほど問題じゃないんです。

手ごたえがないと勝手に判断してやめてしまうことが一番問題なんですね。

これで合ってるのかな？出来ているのかな？？と心配されることもあるかと思いますが、意識がブレるのでこれもあんまり良くないです。

(合ってるとか出来てるとかをやっている時って、結果軸になっていて、自分の喜びのためにやってないんですよね。で、合ってるとか出来てるとかって、自分のことをまるで信じていない状態でもありますから、やっぱりしんどいですよねえ。)

そういうときは

「そんなもん。」

だと思ってください。

時間に追われる現代人には、非常にまどろっこしいこと極まれりですが。笑

(ただ、厳しいことをひとつ言うならば、そこまで焦りで余裕をなくすぐらいになるまで問題を放置してきたのはだーれだ？ってこととも言えますが。)

潜在意識へのアプローチは、ほんとにもう回数勝負みたいなところもあるのと、わたし自身テクニック寄りのことをお伝えする気がないのもありますが、どんな気持ちもあっていいし、今感じていることを素直に感じながら気長にやりましょうかって感じですかね。

劇的に変わるテクニックが欲しいのはよく分かるんですが、人生ってこれから先の方が長いんですよ。

今目の前の問題や、目先のことだけじゃなくて、長くずっと続く人生を自分の軸で生きられるようになるほうが、死ぬ時に「幸せだったなあ・・」と思えるんじゃないかと思うんですね。

誰だって自分の人生を精一杯生きて、満足して死にたいじゃないですか。

ここから先の時間の方が長いんだったら、今少しぐっと堪えて自分自身へかける時間を取るのもアリだなんじゃないかと考えています。

で、そんな「停滞」について。

「停滞する」と言っても、いろんなタイプの停滞がありますが、一番分かりやすいのが流れが止まる系の「停滞する」ですかね。

停滞している時は、滞る何かがあるから停滞するという現象で起きてくるんですが、案外と多いのが

①自分自身を許せていないことを許せていない。

②自分自身を許せてないことに気付かずに自分以外の誰かを許そうとしている。

③許せない誰かや何かがあることを「今はまだ許す気にならないんだからしょうがないかー」と思えていない。

④現実を否定している＝自分自身を否定している。

なんて時ですかね。

自分を責めていることや、許せないのものを「許さなくてもいいよ」と言ってあげられないことに対して、意外と気付かないものなんです。

私は許せている。(に違いない！)

私は許している。(に違いない！)

と思い込んでいるから気付けないんですけど。

こういうのは、自分自身を特別視しちゃうと陥りやすいバイアスでもあるんですけどね。

たまに記事で書きますが「許せない」と思うものに対しては、別に許さなくていいんです。

今許せないんだったら、それがあなたの気持ちなので、許せないものは許せないんだから許さなくていいです。

「許さない」という主張や選択をご自身へ向けて許すんです。

そもそもですよ。

過去に「許せない」と思わなければならないなりの事があったから、今もなお「許せない」となってるんですよね。

だったらその気持ちをまずはあなたが「そうだよねえ」と大事にしてあげたらいいだけなんですよ。

苦しい気持ちや想いを誰かに聞いてもらって、同意してもらえたり、共感してもらえたときにどんな気持ちになります？

「分かってくれた」
「理解してもらえた」

ってホッとするでしょう？

これをあなたが自分にしてあげて欲しいんですよ。

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それを

「叶えるためには許さなくちゃいけないから許さなきゃ！！」

「是が非でも許さねばならん！！」

なんて無理やり自分にさせるのは、ただの無理強いです。
自分で自分をいじめてるのと一緒。

そして「叶えるため軸」の【If〜then】をやっているだけなんで、やっぱり停滞しやすいですね。

なんせ自分軸じゃなくなってるんで。

心が「無理だ。許せない。」と悲鳴を上げているのに、それを無視して「許そう」としていることや、自分自身に対して「何を許せばいいか分からない」なんて言っちゃうあたり、自分責めしてるのと同じです。

自分自身の心との間でこうしたしこりが生まれてしまうと、簡単に物事って滞るんです。

しかも

「一番叶って欲しいやつ・・！」

が

ピタッと滞る。

という事態になって起きてきやすいです。

わたしもこんなの何回もありましたよ。

わたし自身、父親と養育者だった祖母を許せないままでいますが、それはそれでヨシとしています。

誰が何と言おうが許せないものは許せないし、どう考えても酷いことを言われたりされてきている事実は本人にしか分からないことですからね。

実際に痛い目にあって、怖い思いをして、嫌なことを散々されてきたのは他の誰でもない「わたし」ですもん。

それをわたしまで否定してしまったら、あの時のわたしどうなるの？ですよ。



あなたが叶えたいことや目的って「何かや誰かを許すこと」じゃないですよね。

あくまでも「叶えたいことを叶えること」だったり「ここから先の人生を幸せに生きること」だったりするわけじゃないですか。

「許し」「許す」って流れを良くするためのものなので、これを目的にするものじゃないんですね。

だから今はいいんです。許せないとしても。

そんな自分を「まあ、しょうがないか。」と許してあげていればそれでいいんです。

そんなもんです。

許すとか許せないとかどうのこうのって結局、今自分自身が幸せを感じられていないから湧き上がってくるだけで、幸せになっちゃえば許すとか許せないで悶々としていたことが、「どうでもいいこと」になっちゃいますから。

まずはあなたが「幸せになる。」こと。

幸せになってから誰かや何かを許したって全然いいんです。

あなた以外のことは後回しで良いです。

「親のことを許せないから叶わないんだ・・！」とかやってませんか？

「現実を動かすためにこんなにお金も時間もかけていろいろやってるのに何で現実が変わらないの？私はなんてダメなやつなんだ・・！」とかやってないでしょうか。

(私はなんてダメなやつなんだ・・！まで思おうが思おうまいが、あなたがあなたの頑張りを認めずに、労らずに、ねぎらわずにプレッシャーだけをかけるのがすでに「結果を出せない自分を許していない」ってことなんですけど、気付いてます？)

「あの時の○○をいつまでも許せないから現実が動かないんだ・・！」とかも言ったり思ったりしていないでしょうか。

許せていないからダメなんだ。

いつまでもこんなことをクヨクヨ根に持ってるからダメなんだ。叶わないんだ。

という否定と攻撃を今ここでやめてあげてくださいね。

その代わりに

「あれだけ苦しかったんだから、なかなか許せないのなんてしょーがないよねえ。」

「こんなに頑張ってるんだもん、そう思うのも無理はない。私は私でよく頑張ってるよね。」

「許せないぐらいに傷ついて、その痛みがまだあるんだから今は無理に許すことないか。」

こんな風に共感の言葉をかけてあげてください。

(自分でそんなん出来ひんわ！という方はどうぞ待ち恋コンサルをご利用ください〜←宣伝２回目。笑)

優しいあなたはあなたのことを後回しにしてまで、あなたに酷いことを言ったりやったりした人を許そうとしがちです。

それが悪いこととは言いません。

ただ、それがあなたを余計に苦しめて、あなたの頑張りを飲み込んでしまって流れを止めてしまうのなら、今はもっとあなたの想いに寄り添ってあげる方が賢明です。

許せないのなんてあなたが幸せになった途端、どうでもいいことに変わります。

本当に。

あんなに「許せない・・！」と苦々しく思っていた他人のことでさえ、そこへエネルギーをかけるのがバカらしくなってどうでもよくなります。

なんであんなことで許すとか、許さないとか、許せないとか言って、自分のことを責めて流れを止めたんだろうー？なんのためにあんなことしたんだろう私(笑)ってなりますから。

だけどそれは、あなたが助かったから。

あなたが笑顔になれているから。

あなたが幸せになっているから。

だからまずは「あなた自身があなたから許されること」が大事です。



とは言え。

頑なに「許せない」という誰かや出来事を置いてしまう。
どうしてもそれが止められないと言う場合。

それはそれできちんと意味があります。

そして、面白いことに、その対象の中に見ているのは、紛れもなくあなたの姿だったりします。

それを紐解く鍵は「投影」です。

何らかのあなたの姿をその対象に投げているからひっかかってしょうがない。なんて、こんな見方もできちゃうというわけです。

ま。

あんまり難しく考えずに、まずはやっぱりあなたがあなから許されること。
ここを念頭に置いてみてくださいませ。
それではまた来週月曜日にお目にかかります。

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