エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

恒例、ganさんの沢納会に参加

2019年10月15日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
恒例、ganさんの沢納会に参加・・・
キャンプ中止 白老川大星沢遡行
落部BB山荘で納会
■ 山 行 日    2019年10月12日(土)
■ ル ー ト    白老岳林道~白老川上流~大星沢
■ メ ン バ ー     gan、まっちゃん、カズ、まゆ、スージー、トラヤマ、iwa、シュン
             チョー、ファゼンダ、イチロー、ヒロポン、リナ、エバ 
                          (かすみ草、カトちゃんは待機組)

■ 登 山 形 態     沢登り
■ 地 形 図    1/25000地形図  「徳舜瞥山」
■ コースタイム    周回ルート 約4.4㎞ 3時間
<タイム>
08:45        道道森野トンネル東側駐車帯スタート
08:50        白老岳林道出合
09:00        白老川入渓
09:30~10:00  大星沢出合 (右股の滑滝まで往復)
10:50        大星沢C340二股 右股へ
11:20        大星沢右股C480で終了、道道へ
11:30        道道出合
11:45        駐車場着



GPSログを元に地形図を辿ったルート図です・・・

★ 台風接近でキャンプ中止に・・・
ganさんこと岩村和彦氏が主催する恒例の沢納会キャンプ。
毎年人気があり多くの仲間で賑わう。MLで参加者を募る事からもHYMLの行事と言
っても過言ではない。今年も当初は25名を超える仲間が参加予定だったが、台風19
号の接近で雨予報となり沢キャンプが中止になった。そして、沢遡行も場所を変えて行
い宿泊は八雲町落部まで移動して山荘を持つ仲間BBさんの別荘を借りる事になった。
この事により遠方から参加予定だった仲間が不参加となり最終的に16名での決行とな
った次第だ。

当初予定していた沢遡行は、白老川の支流「深沢川」でその河川敷でキャンプを予定し
ていたが、大星沢に変更することになった。


★ 沢のとりこ・・・
参加者の多くは毎年のように参加している常連の仲間たちだが、初参加が2名来ていた。
一人は東京在住の会員でスージーさんと沢登りとオフミ山行が始めてと言う札幌在住の
会員トラヤマさんだ。2人とも個人的にはルック岳で初対面となり以降10年の友のよ
うなお付合いになっているが、山行は初めてで楽しみにしていた。

中でもトラヤマさんは、登山も始めたばかりの初心者だが、沢スタイルを見る限りベテ
ランの装備と思えるほど完璧だった。それはある方からのアドバイスとセンスで選ばれ
たようだが、ヘルメットにはカメラが装着され動画を撮る余裕はありそうだ。

今回は、時間の関係もあり短縮ルートの大星沢遡行となるが、滝あり、ゴルジュあり、
滑ありと短い間に面白さが凝縮された沢で初心者は元よりベテラン組もエキサイトする
場面は多い。
始めて遡行するスージーさんと共にトラヤマさんも見るもの経験するものすべてが興奮
度100%以上だったと思う。もう笑うしかなくすっかり沢の虜になってしまったよう
だ。



入渓から間もなく最初のゴルジュと深い釜を持つ大滝に出合う


釜と大滝を右岸上部から撮影・・・誰も期待に応じず落ちなかった


白老川本流にて 紅葉を背に全員で・・


50mの滑滝の下で撮る






清流白老川の滑も美しい・・・


大星沢の核心部はこのゴルジュ帯だ・・・


直登可能な小滝群は楽しいとカズさんの笑顔だ!


ganさんも久しぶりの大星沢、楽しさ100倍の笑顔が止まらない・・


人生始めての沢登り体験、HYML新人のトラヤマさんも笑顔です・・・


トラヤマさん、沢装備万全のスタイルです!


東京から参加のスージーさん、台風も心配だが楽しさはみんなで共有の笑顔・・

★ エキサイティングな2時間半・・・
エバ夫婦のピークを目指す遡行とは違い、美しい清流と釜を持つ滝、滑に癒されながら
時にゴルジュで緊張と興奮に包まれる遡行、それが ganさんの遡行と言っても怒られな
いだろうと思う。一人二人で厳しい沢に挑む様とは違い、大勢でワイワイ言いながら次の
ポイントを目指し、釜があれば何かに期待しながらへツルひとりに注目する仲間たち・・
期待通りドボンすれば歓声が沸き、秋沢の冷たい洗礼に盛り上がる。
新人や初心者が居ればしっかりとみんなでサポートするHYMLのチームワークは、誰が
指示するものではなく自然と危機管理が出来ているベテラン会員の言動が結果サポートに
繋がっているのだろうといつも感心する。
ちょっと危険かも思えば、すかさずロープを出してホローし安全を確保するのは当たり前
胸まで浸かって岩壁をヘツリ、ようやく難所を通過した時の笑顔がたまらない・・。
白老川の大星沢はそんな要素が凝縮した沢で僅か2時間半の遡行とは言え、エバの楽し過
ぎる沢のベスト3に入る沢だ。

今回は、遡行を終えてから200キロも移動する納会になったが、BB山荘も温泉付きで
雨風を気にする事なく温かい宴会が約束されるので個人的には大歓迎で大好きな場所だ。

遡行紀行には、まだまだ写真やエピソードもあるがこの辺で納めて置くのが賢明と判断し
宴会紀行に移ることにしよう・・・。


★ BB山荘でのひと時・・・
約4時間のドライブで到着したBB山荘は、いつものように優しく迎えてくれた。
少しだけリニューアルした感じで庭の紅葉も美しかった。早々お邪魔して後から到着し
た家主のBBさんとご挨拶を交わす。

ここには道南杉を使ったBBさん手作りのテーブルがあって山荘の趣を醸し出している。
早々持ち込んだ食材やお酒をテーブル一杯に並べると同時に最初の乾杯は早かった。
食担は、ヒロポンで休む間もなくキッチンで準備をしているし、補助に指名されたリナ
と松ちゃんもしっかりサポートしていた。
山荘から車で5分のところに自慢の「盤石温泉」があり初参加のトラヤマさんはganたち
と出掛けたし、私も一杯二杯と飲んだ後、内風呂の温泉を頂きようやく沢での汗を流して
さっぱりした。
それぞれが銘々に行動するもテーブルを囲む和やかな雰囲気は途切れる事なく続いている。

温泉組が帰って来ると女子組が内風呂に入ってさっぱりし、いよいよ宴会ムードも高まっ
て来る・・。何と言ってもイチローさんのギターは宴会を盛り上げ、我を忘れて歌い出す。

気が付けばもう24時・・・
一人二人と寝室に消えているのも気が付かず最後まで飲んでいる自分が居る・・・。
誰とどんな話をしたのかも記憶に薄く知らぬ間に爆睡して朝を迎えてしまった。

ここでも写真は一杯写したし、面白事件もあるけれど参加した者だけの宝物と言う事で
ご報告はこのくらいにしようと思う。



BB山荘での宴会・・イチローさんのギターで始まる歌合戦だ!


温泉付きBB山荘は、いつ来ても御馳走と仲間たちで大騒ぎだ


13日の朝、解散前 BB山荘にてBBさんを含めた参加者全員で・・・

★ 来年もまた・・・
仲間とのひとときは、ルック岳と同じで楽しさ満載だ。
時を忘れ我を忘れる楽しい時間、共通する登山の話は尽きる事なくこんな酔っ払いも受
け入れてくれる。毎月恒例だったルック岳の回数が減ってしまったのは残念だが、開催
毎に参加するのは私のライフワークだ。

オフミ山行、ルック岳・・・私の山人生を変えたHYMLの楽しい各行事がいつまでも
続いてくれることを願っている。ganさんへの感謝はもとより多くの仲間たちにお礼の
意を込めて出来る事は返して行ければと思っている。

来年も是非、遡行や沢納会を開催して頂き参加したいと思っている。
みなさん、ありがとうございました。



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