「ハイ~お冷やいかがですか~?」 | そっと笑わせてあげるから・・・

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更新は気まぐれです!



おもしろかったらラッキーです!



よろしくお願い

しまうまで~す!

私が知っているある喫茶店に
お冷や(水の)サ―ビスに異常に力を入れている
女の子のアルバイトの店員がおります



彼女はなにやら
信念めいたものを持っていて
 
「お客様のテ―ブルにあるお冷やは
常に満タンにしとかなきゃ
いけない!」


って言う

何だか
強迫観念的なものに
取り憑かれているみたいなんです
 


どういう事か?


ちょっと具体的に再現してみましょう!







☆~☆~☆~☆







お店に一人の営業マンが来店されました
早速
その例の女の子の店員がお冷やを運び
その営業マンが
コ―ヒ―を注文されました


コ―ヒ―を待ってる間、
その営業マンはパソコンを拡げて
なにやら仕事のチェックを始めました

それでちょっと
口が渇いたのか
お冷やを一口飲みました


するとその例の女の子が待ってましたとばかりに
つかつか来て
大声で言います



「ハイ~お冷やいかがですか~?」


別に何も言わなくて
勝手に注いでくれりゃいいのに
その女の子はいちいち聞くんです



 「ハイ~お冷やいかがですか~?」



するとそんなにまだ
お冷やは
減ってない営業マンは


「大丈夫です!」


って言って断ります



そしてコ―ヒ―が運ばれて
営業マンがコ―ヒ―を
口にして
またパソコンを見てチェックを始めます


そしてちょっと口直しに
お冷やに口をつけると


また例の女の子が
待ってましたとばかりにつかつか来て
大声で言います


「ハイ~お冷やいかがですか~?」

 
するとちょっとウザい感情を覚えた営業マンは


「大丈夫です!」


って言って断ります



そしてコ―ヒ―も少なくなり
帰る準備を始めて
ちょっと
お冷やに口をつけると


またその女の子が
待ってましたとばかりにつかつか来て

大声で言います


「ハイ~お冷やいかがですか~?」


あまりにもしつこいので
面倒になった営業マンは


もう帰りますから大丈夫ですって断って
足早に逃げるように帰りました







次に
一人の若いお姉さんが来店されました

例の女の子がお冷やを運んで
その若いお姉さんは

カフェオレを注文されました


カフェオレが出来るまでその若いお姉さんは
スマホを取り出し
いじり始めました


そしてちょっと
のどが渇いていたのか
その若いお姉さんは
お冷やを半分くらい飲みました


するとその途端
また例の女の子が待ってましたとばかりに
つかつか来て
大声で言います



「ハイ~お冷やいかがですか~?」


またそれも別に何も言わなくて
勝手に注いでくれりゃいいのに

その女の子はいちいち聞くんですね~


「ハイ~お冷やいかがですか~?」
 

若いお姉さんは
とりあえずカフェオレが飲みたいので


笑顔で

「大丈夫です!」

って言って断ります



するとその例の女の子は
その態度がちょっと気に入らなかったのか

当てつけのようにまた大声で言います


「ハイ~お冷やいかがですか~?」


それでその若いお姉さんは仕方がなく

「お願いします!」

って 
言って
お冷やをもらうしかありませんでした



そしてその若いお姉さんが帰り準備を始めて
ちょっとお冷やに
口をつけた瞬間


その例の女の子がまた待ってましたとばかりに
走って来て
大声で言います


「ハイ~お冷やいかがですか~?」


その若いお姉さんは
こりゃさすがに
いたら危険だと思い

足早に逃げるように帰りました







さらに今度は
若いカップルが来店されました

何やら彼氏の浮気が発覚して
もめている感じでした

そんな状況の中、

またその例の女の子がお冷やを運んで
アイスコ―ヒ―の注文を取りました


そしてちょっと機嫌が悪そうな彼女が
お冷やを一気飲みすると

例の女の子がまた
待ってましたとばかりに
足早に走って来て
大声で言います


「ハイ~お冷やいかがですか~?」


これもまたそんな空気の中
別に何も言わなくて
勝手に注いでくれりゃいいのに

その女の子はいちいち聞くんです


 「ハイ~お冷やいかがですか~?」


するとカップルは

「大丈夫です!」

って素っ気なく断ります

カップルは無言の時間がしばらく流れて

彼氏が重い口を開く時にちょっと
口を潤す為、
お冷やを一口飲むと


その例の女の子が待ってましたとばかりに
走って来て

笑顔で大声で言います


「ハイ~お冷やいかがですか~?」


彼氏はそんな場合じゃないので

「大丈夫です!」

って断ります

すると今度は彼女が
口を潤す為、
お冷やに口をつけます


するとまた
その例の女の子が待ってましたとばかりに
走って来て

笑顔で大声で言います


「ハイ~お冷やいかがですか~?」


彼女もそんな場合じゃないので断ります

彼氏が彼女に謝ります

「ご免なさい!」



すると彼女は無言で
お冷やを口にします

また
例の女の子が待ってましたとばかりに
走って来て

笑顔で
大声で言います


「ハイ~お冷やいかがですか~?」



二人とも無視してて
彼氏が彼女をなんとかなだめます


「まあ~俺が悪かった
このままでは水掛け論になっちゃうから」



すると例の女の子が
言います

「じゃ!
お冷やはいかがですか~?」




すると彼氏がまた言います

「 まあ~
ここはなんとかさ~
水に流してさ~」




すると例の女の子が言います

「 それでは
お冷やはいかがですか~?」

 
って・・・



コラ~!
 (`□´)/

うるせ~よ!

黙って
読んでりゃ!



とりあえず
連休、頑張れよ!
 (`□´)/

 

 

 
 
 


 バイナラー
(^・^)Chu♪