FIFA WORLDCUP 2022 アジア2次予選。

タジキスタン、モンゴル、
キルギス、ミャンマーとともに
グループFに入った日本の3戦目は…



タン、タン、タジキスタン!!!

FIFAランクでは115位で

モンゴルとキルギス相手に2連勝。
しかもどちらも完封と好スタートを切った相手に
日本はアウェイで力の差を見せつけたい。

ちなみに8年前、アジア3次予選で対戦したときは
2戦合計12-0と圧勝しました。

森保一監督が送り出したスタメンはこちら。

GK:権田修一
DF:植田直通、長友佑都、酒井宏樹、吉田麻也
MF:柴崎岳、南野拓実、中島翔哉、橋本拳人、堂安律
FW:鎌田大地

モンゴル戦からは4人が入れ替え。

永井謙佑 →鎌田大地
伊東純也 →堂安律
遠藤航 →橋本拳人
冨安健洋 →植田直通

このうち冨安は負傷によるもので
鎌田や植田はアピールしたいところ。

序盤はタジキスタンのテンションが高く
モンゴルと違って自陣に籠らず
積極的に攻撃を仕掛けてきます。

実はタジキスタンにはA・ジャリロフなど
ロシアのクラブの下部組織やブルガリアで
プレーした選手も多く、
8年前とはメンバーが全然違います。

ファーストシュートは日本で
前半5分、酒井のクロスを
南野が頭で合わせるも枠外へ。

10分にはFKから中島から
吉田への浮き球が通りましたが
これまた枠は捉えられません。

早くも相手選手が
負傷交代になった直後の18分には
中島、南野と繋いで、鎌田がシュート。
しかし角度がなく、DFがブロック。

前半23分、タジキスタンが速攻。
スルーパスに抜け出したパンシャンバが
権田との1対1に。

ここは権田がスーパーセーブを披露して
ピンチを脱します。

しかしこのシーンだけでなく、前後半を通じて
時折、危うい場面を作られていただけに
それなりの相手であれば失点してたでしょう。

こういう時は早く先制点を奪って
落ち着きたいものの、
27分の堂安、31分の吉田、36分の南野と
シュートを放つも、ゴールネットを揺らせず。

45分には左サイドから中島が
中央へ正確なクロス。
ドンピシャで合わせた南野の
ヘディングシュートはGK正面へ…

ということで、
スコアレスのまま前半終了。
人工芝のピッチにも苦戦した印象。

それでも後半8分に待望の先制点。

何度も起点になっていた中島が
左サイドからファーサイドへクロスを送ると
フリーの南野が今度はネットを揺らします。

これで南野は4試合連続ゴール。
伊東や久保は直接のレギュラー争いでは
堂安だと思いますが

2列目にはこのほか乾や香川もいる中で
ゴールを決められるというのは
大きなアドバンテージ。

しかも続く10分にも柴崎、酒井と繋いで
最後は南野がヒールで流し込み2点目。
早くリヴァプールへ行ってください(笑)

19分、中島に代えてジャガー浅野。

ここからタジキスタンが反撃に出ますが
権田や植田がしっかり対応。

とはいえ、FKからチャンスを作られた
33分のベクナザロフのシュートは決まったかと
思いました。

35分には2枚目のカードを切り
鎌田に代えて永井。

この試合、鎌田がゴールを奪えなかっただけに
浅野と永井のどちらがアピールできるか
試合の残りはそこが焦点になりそうでしたが

37分、酒井からのファーサイドのクロスを
浅野が頭で叩きつけて3点目。
ジャガー、生き残りました(笑)

42分に南野に代えて投入された久保が
4点目を狙うシーンがあったものの
3-0で試合終了。

ポゼッションでは61% vs 39%。
シュート数でも23本 vs 10本 と圧倒するも
数字ほどの楽勝とはいかず、
10本もシュートを打たれたのは反省点。

次戦は来月14日、アウェイでキルギス戦です。
日本と違い、欧州組の招集も
コンディション的に楽かもしれませんが

競争力を高めるために新しいメンバーを
加えるのもアリなんじゃないでしょうか~。

まぁ久保の扱いを見る限り、
森保監督はグループリーグ突破が決まるまでは
冒険しなさそうですが…


<得点者>
後半8分 南野拓実
後半10分 南野拓実
後半37分 浅野拓磨


タジキスタン戦