原題:MEN IN BLACK INTERNATIONAL
製作:2019年 アメリカ
監督:F・ゲイリー・グレイ
原作:ローウェル・カニンガム
脚本:アート・マーカム、マット・ハロウェイ
音楽:ダニー・エルフマン、クリス・ベーコン
出演:クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、エマ・トンプソン、リーアム・ニーソン
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地球に生息している異星人たちの監視と取り
締まりを行っている最高秘密機関MIBこと
メン・イン・ブラックの新人女性エージェント
Mは、MIBロンドン支部内に潜んでいると
されるスパイの摘発を命じられる。

Mは、先輩エージェントのHと共に任務の遂行に
あたるが、スパイ側が仕掛けていた裏工作に
よってMIBから追われる立場になってしまう。
(シネマ・トゥデイ より)
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『メン・イン・ブラック』シリーズの4作目。
といっても単純な続編ではなく
“スピンオフ”という位置づけ。

なので、ウィル・スミスも
トミーリー・ジョーンズもいないMIBの世界に
どれだけ入り込めそうかで
満足度が変わりそうな作品です。

結論から言えば、個人的には十分及第点でした。
ただ、監督のF・ゲイリー・グレイらしさが
出てたかと言われると微妙。

鑑賞後に調べてみたら
現場で意見の食い違いが度々あり
降板間近だったそうですね。
なんとなく無難な展開に着地したような。

主人公のエージェントH役には
クリス・ヘムズワース。

どうしても『マイティ・ソー』の
イメージが強いですが
いわゆるイケメン&マッチョの印象を
これから覆していけるかどうか。

また、エージェントM役にはテッサ・トンプソン。
彼女も『マイティ・ソー』の
ヴァルキリー役で出演していたせいか
クリスとの相性も悪くなかったですね。

物語の視点がMを通して、だったので
実質の主役はM=モリーだったように思います。

そのほかエマ・トンプソン、
リーアム・ニーソン、レイフ・スポールらも
良くも悪くもイメージ通り。

ただ、死の武器商人リザ役の
レベッカ・ファーガソンはメイクで
美貌が隠されてしまった感があるのは残念。

『グレイテスト・ショーマン』での
ジェニー・リンド役は素晴らしかったですよね。

Les Twinsはカッコよかったなー。


メン・イン・ブラック:インターナショナル