原題:IT: CHAPTER TWO
製作:2019年 アメリカ
監督:アンディ・ムスキエティ
原作:スティーヴン・キング
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティン、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ
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デリーという田舎町に出没し子供たちの命を
奪っていた正体不明のペニーワイズを、
ビルやベバリーらルーザーズ・クラブの
メンバーたちが撃退してから27年後。

再びデリーで不可解な連続児童失踪事件が
起き、クラブのメンバーにデリーへ帰って
くるように促すメッセージが届く。

そしてビルたちは、デリーに集結し久々に
顔を合わせる。
(シネマ・トゥデイ より)
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1986年に発表された
スティーヴン・キングの同名小説が原作で

2017年に公開された
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
の続編にあたる作品。

ペニーワイズが現れる周期にあわせ
前作から27年後が描かれています。

本作では原作者のスティーヴン・キングが
質屋の店主としてカメオ出演。

さらにカナダの奇才、クザヴィエ・ドランも
冒頭のシーンで出てるんですよね~

なにより前作 が面白かったので
かなり楽しみにしてたんですが、

鑑賞後の印象としては…




長い(笑)


そして一人一人のトラウマに対するシーンを
丁寧に描くのはいいのですが

前作に比べ、ビル・スカルスガルド演じる
ペニーワイズが頻繁に出てくるからか
かえって怖さというか緊張感が薄いのです…

特にクリーチャー化してからは
一気に醒めましたねえ。

ジュブナイルの要素も絡んでいて
ホラー版スタンド・バイ・ミー的な
作品でもありますが

ノスタルジックな情景も弱いし
やっぱりベンはぽっちゃりしたままが良かったなー。

あとビバリーの夫がDV気質なのは
やっぱり父親と似た男性を
選んでしまったのでしょうか。

まぁこの続編はなくても良かったと思いますが
もし観るなら前作 とセットで
観たほうがいいかもしれませんね。

 IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。