元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

前回発表の曲のうち、幾つかについてコメント

2018-10-15 07:13:06 | 音楽

AGPTEKに転送した曲のうち約3分の1】--
 
曲名--歌手・奏者〛日本語名はアイウエオ順、ローマ字系はabc順。
 
ああそれなのに--古賀政男
 トゥデイズ アドバルーンズ インザスカイ アイシンク インザカンパニー
ユーアーベリービジーナウ ユーネバーザレス ネバーザレス ユーシー
トゥゲットアングリー トゥゲットアングリー イト イズ ナーチュラル
 替え歌が沢山あったらしいが、English version は、こんなだっけかな?
自信がない。母親がよく歌っていた。昭和初期の歌だろう。
愛さずにはいられない--レイ・チャールズ
 曲名からすると軽い歌のように受け取れるが、そうではなく、奥が深い。間違いなく代表曲だろう。
アメリカ橋--山川豊
 私の学生時代は渋谷だが、夏休みはビール工場でバイトをしていたので、現在の恵比寿ガーデンプレイス辺りまで守備範囲であった。だから、この歌は青春時代を思い起させる。山口洋子の歌詞もいい。アメリカ橋のたもと---それじゃと手をあげ
連絡先も訊かずに別れていくなんて---
いっぽんどっこの歌--水前寺清子
 昔walkingで立石の宝泉寺を訪れ、ここの住職からいろいろ教わった。
錫杖(しゃくじょう)の上部を切断し、小型の武具にしたのが。先端の爪のようなのが5つあると五股、3つだと三股、一つだと独(股)鈷になる、と。弘法大師が独鈷で河原の石を砕いたらお湯が湧き出たのが「独鈷の湯」。やくざの一本刀、着物の柄もここから出たそうだ。畠山みどり歌う「出世街道」にも「いっぽんどっこ」が出てくるが、「一途な夢に向かって、まっしぐらに突き進む」のが星野哲郎の「いっぽんどっこ」のようだ。
いとしのエリー--桑田佳祐
 昔「ふぞろいの林檎たち」のテーマ曲になったが、つかみどころが無い青春群像を
見事に活写していた。"I can't stop loving you" のRay Charls が、「いとしのエリー」を選んだのも頷ける。
牛追いの歌--Brothers four
 鞭を打ちながら牛を追う牧童たちの情景が見事に浮かんでくるではないか。
なお、Brothers four の曲は他にも沢山ある。だが、copy rock が掛かっているのか、移すのが難しい。
神ともにいまして--讃美歌
 学生時代、所属の部活動でよく歌っていたので、別れの時もよく歌った。
からたちの花--森麻季
 →これは凄い--森麻季「からたちの花」と、The Cathedrals (Quartet)"Hymn Melody"
木曽路の女--水森かおり
 木曽路を歩く決め手になったのは、「木曽路はすべて山の中である」藤村の言葉より、この曲を聴いたからだ。地元の小さな会の仲間と歩いたが、大満足であった。
銀の小舟--mako(ケルトハープと歌)
 地元の駅・鎌ヶ谷大仏駅の近くにコミセンがある。会場が小さいのにmakoさんが
来てくれ、小さなコンサートを開いてくれた。集まった聴衆は20人位。申し訳ない
規模だったが、私の目と鼻の先にケルトハープを横にしてmakoさんがいる。
こんな恵まれた環境でケルトハープコンサートを堪能した。
 帰りにCDを購入してサインを頂いた。
コーヒールンバ--ギター(ウーゴ・ブランコ)
 歌声運動が盛んの頃、私は小岩区役所通りの或る喫茶店に仲間と入っていた。その店で流れていたのが上記の曲。私はすっかり虜になってしまった。私のラテン音楽入門曲である。
コットン・フィールズ--石田新太郎Band
 →「石田新太郎とシティーライツ」のCDを買ったが--
寒い国から来た手紙--泉谷しげる
 →真夜中に聴く『寒い国から来た手紙』
ジャンバラヤ--ハンク・ウイリアムズ
 私がカントリーの強烈な洗礼を受けたのは、この人やウイリー・ネルソンだ。
jambalayaは米国南部の料理名。その材料名がリズムに乗って並び立てられる。
発音にもスペイン系の訛りが入っていたようで、聴いていて小気味よい。
 この曲は、日本ではカーペンターのが有名だが、洗練され過ぎると、原曲や歌詞
の泥臭さが損なわれる。これは矢張り、本家のハンク・ウイリアムズのほうが良い。
なお、この曲は多くの歌手によってカバーされている。
ジョニィーBグッド--チャック・ベリー
 読み書きは出来ないが、テクニック抜群のギターを弾く田舎者青年の物語だ。
ロックの世界で、この曲を知らない者はいないだろう。映画「バック トゥ ザ フューチャー」にも登城したし、ビートルズ、プレスリー、ジミー・ヘンドリック
など、多くの有名歌手たちにカバーされた。
  都立化学工業高校(通称・化工)が廃校となる最後の年に、私は講師として勤務した。この高校は日本のオピニオンリーダー・吉本隆明の母校で、私が中学生の頃は、間違いなく名門であった。この学校で私は生徒に興味を持たせるため、英語の教材
にこの曲を聴かせた思い出がある。
ソウイン・ラブ--ポール・オーバーストリート
 →我がウォークマンの中の"SOWIN' LOVE"
黄昏のビギン--テナーサックス
 作詞・永六輔、作曲・中村八大、歌・水原弘
いい曲だ。プロの歌手たちにも大人気。ちあきなおみ、さだまさし、菅原洋一、岩崎宏美、鈴木雅之、薬師丸ひろ子、など多数の歌手がカバーしている。
 このプレーヤーに山本譲二のを入れたが、テナーサックス演奏もしびれる。
旅立てジャック--レイ・チャールズ
 歌詞を聴けば分かるが、「旅立て」は誤訳だ。「出ていけジャック」だろう。
それにしても、英語には hit the road という表現もあるんだ。
東京--マイペース
 東京出身の私には分からないが、地方の人間は「東京」に特別の感情を持っているようだ。この曲でも「東京へはもう何度も行きましたね」がサビとなっている。
東京の花売り娘--(川中美幸)
 作詞・佐々詩生 作曲・上原げんと 歌・岡 晴夫
太平洋戦争直後に出たこの歌は、戦後の風習をよく現わしている。街を流れるジャズやアメリカ兵の姿--「ジャズが流れる ホールの灯かげ 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンパーアメリカ兵の」。なお、市川の葛飾八幡宮の境内に岡 晴夫の石碑がある。
長崎の鐘--ギター
 原爆投下で廃墟となった浦上天主堂のレンガの中から掘り起こされた鐘がこの歌の主役。サトウハチローの詩に古関祐而が曲を付け、藤山一郎が歌った。
若いころ一人で長崎に行ったが、ユースホステルのベッドの上で朝この鐘を聴いた
とき、これが長崎の鐘なんだと実感した。
眠れよいこよ--(フリース)モーツアルトの子守唄
 以前はモーツアルト作曲と思っていたが、最近はフリースの曲だと言われている。
素晴らしい子守唄だ。
ノー・ノー・ソング--ホイト・アクストン
 →"No No Song"--歌詞解説(仮想対象→高校生)
フォギー・マウンテン・ブレイク--ザ・ナターシャセブン
 高石ともやとナターシャセブンの楽器演奏。このグループは明るく陽気な曲が多い。バンジョーの乾いた弦の音が素晴らしい。五弦バンジョーの名手・城田じゅんじのバンジョーは圧巻だ。
プカプカ--西岡恭三 with大塚まさじ
 →不思議な魅力---西岡恭蔵の遺作『プカプカ』
星屑の町--三橋美智也
 →知らなかったぞ---『星屑の町』
星の流れに--ギター演奏
 第二次世界大戦直後に生まれた曲で菊池章子が歌った。当時の東京は爆撃に晒され、街はようやく廃墟から立ち上がりかけた頃。身内を失った女たちも生きるのに
精一杯で、生活はすさんでいた。そうした環境のなかで生まれた「こんな女に誰がした」という投げやりムードの流行歌。
ホワット・アイセイ--レイ・チャールズ
 Ray Charles と言えば世界的に知られている盲目の歌手。日本人の歌手も沢山
彼の曲をカバーしている。 Ray Charlesは来日もしていて「いとしのエリー」を
カバーした。
 What'd I say はとてもリズミカルで、即興も入り、どんどん引き込まれて行って
しまう。
マシケナダ--東京キューバンボーズ
 マシュ・ケ・ナダ( Mas Que Nada)は当時のサンパウロのスラングで「まさか」「なんてこった」「やなこった」等と言う意味--Wikipedia。
いわゆる主流のラテンの曲ではなく、ボサノバ。それが逆に、新鮮で独自の音楽になっている。
ミスター・ベイスマン--the Delltones
 日本ではダニー飯田とパラダイスキングが流行らせた。ベースの効いた掛け合いが
楽しめる。
港が見える丘--(八代亜紀)
 終戦直後の流行歌で平野愛子が歌って流行らせた。現在も「港が見える丘公園」が横浜港にあり、観光スポットになっている。
〚あなたと二人で来た丘は /港が見える丘 /色あせた桜 唯一つ /寂しく 咲いていた/
船の汽笛 むせび泣けば /チラリホラリと 花びら /あなたと私に 降りかかる /
春の午後でした〛--作詞作曲; 東 辰三
  ◎この歌には青春の思い出がある--大学4年生の3月
  そのとき私は神奈川県の英語教員採用試験を受けていた。不況の時代で多くの学生が受験した。一次試験で絞られ、次に二次試験と進み、最後に三次試験(実技)。
 たしか、会場は横浜にある大学。最後は8名くらいに絞られていたと記憶している。部屋の中で互いに顔を合わせる円形で座り、英語で free discussion。隅の方にデスクがあり、数名の試験官がこちらを観察しながら採点しているらしい。厳しい
プレッシャーのイヤーな試験だった。
  結果は後日通知ということで、その日は、それでお仕舞。だが、我々受験生は、これも何かの縁、このまま互いに別れたくない、ということで一同揃って「港が見える丘公園」へ行った。公園でみんなで〚港が見える丘〛を歌った。その後まだ「別れたくない」ということで、今度は船に乗り、横浜港をクルーズした。
 後で分かったのだが、三次試験を受けた者は全員合格したようだ。だが、それは採用候補者名簿に載っただけ。不況の時代だったので、神奈川県の校長から面接の呼び出しが無いまま、私は千葉県の高校に採用された。
ラスト・ララバイ--真波蓮路(真波さんからCDと著書を頂いた)
 →真波連路が歌う「雨降りお月さん」
ラ・バンバ--トリオロス・パンチョス
  ラテン音楽の王道ともいえる曲だ。バンバとは大草原と思っていたが、大間違いのようだ。Wikipediaには、〚スペイン語の動詞 bambolear(「ゆらめく」「よろめく」などの意)によると考えられている。〛すると、踊りの名前かも知れない。
ラムとコカコーラ--Andrew Sisters
  かつて全米で大ヒットした歌だ。「ラム酒とコーラを飲んで楽しもう」
なんて訳もあるようだが、これは andの誤訳だ。初めて聴くと ローマン、
コカコーラ」と聞こえる。and の発音は[n]で、and=with 。例を挙げればbread and butter / brandy and soda(ソーダ割りブランディー)。
「懐をしこたま膨らませた米兵がトリニダード 島にやって来ると、娘たちは尻を振り振り付いて行ってしまう。皆ヤンキーマネーのせいさ」のような歌詞だが、原詩
はもっと、いかがわしい歌詞だったらしい。この歌がアメリカに渡り、Andrew Sistersによって大ブレイクした。
リターン・トゥ・パラダイス--諸口あきら
 →諸口あきら の「リターン・トゥ・パラダイス」
私に人生と言えるものがあるなら--ザ・ナターシャセブン
笠木透の『私に人生と言えるものがあるなら』と高野喜久雄の『独楽』について 
Across the borderline--Willie Nelson
 歌詞の内容とは違って、静かで落ち着きのある曲だ。それがWillie Nelsonの狙い
かも知れない。彼の声が素晴らしい。
Cattle call--小坂一也
 →先日ムッシュかまやつが他界した。私と世代が近いので当時を振り返った。
 Brothers fourに「牛追いの歌」があるが、こちらは牧童が牛を呼び集める歌で、
ヨーデルが使われるので嬉しい。
Do I ever cross your mind?--Dolly Parton
 初めて聴いたとき、鮮烈な印象だった。テンポは良いし、終わりの方のバスが耳に
残る。それにしても、「たまには私のこと思い起してくれる時がありますか?」なんて、考えさせられる言葉です。
Funny how time slips away--Willie Nelson
 Well, hello there
 My, it's been a long, long time
 How am I doing?
 Oh, I guess that I'm doing fine
 It's been so long now   
 But it seems now, that it was only yesterday
 Gee, ain't it funny, how time slips away
Hello Mary Lou--Loggins &Messina
 実にノリのいい歌だが 歌詞の"goodbye heart"が分からない。
以下のようにとるらしい。また、Hellowでないことにも注意。 
  
Hello Mary Lou, goodbye heart
   (メリールー、彼とは別れてよ)
  Sweet Mary Lou I'm so in love with you 
   (愛しのメリールー、僕は君にぞっこんなんだから)
  どうやら、二人の仲に割って入ろうとする男の歌らしい。
How much is that doggie is--Pati Page
  店の中の、あの子犬を買いたいらしい。店主に値段を訊いている。
愉快で微笑ましい歌だ。それにしても、Pati Pageの発音は素晴らしい。単語の末尾までしっかりと発音している。英語の教科書にしたいくらいだ。
Hymn Melody--the Cathedrals
 とにかく、バスが凄い。→これは凄い--森麻季「からたちの花」と、The Cathedrals (Quartet)"Hymn Melody"
I went to your Wedding--Pati Page
 聴いていると、葬式のような歌だ。結婚式なんかハピーではない。親友の私から、これまで育ててきた二親からも、あなたを奪ってしまうのだから。Pati Pageの発音をじっくりと聴こう。
Love is a many splendered thing--the Four Aces
 知る人ぞ知る、あの映画「慕情」(1955年)の主題歌だ。
それにしても、このmanyの使い方おかしいのではないか---
出演:ジェニファー・ジョーンズ、ウィリアム・ホールデン
主題歌:マット・モンロー
Massachusetts--Bee Gees
 →Bee Gees - Massachusetts - YouTube
 ビージーズ: Bee Gees)は、英国王室属領マン島生まれのイギリス人のギブ三兄弟を中心に構成された、男性ボーカルグループ。1963年にオーストラリアよりレコードデビューし、1973年からは米国を中心に活動。(Wikipedia)
 アメリカ人ではないのにアメリカで活躍した異色のグループだ。
 私の場合なぜか、別の環境へと勤務先を去る際に、この曲が胸の奥から湧き出てきた。
On top of the Smocky--the Weavers
 学生時代に部の歌集から覚え、良く馴染んできた曲だ。茂原の生徒たちにもよく紹介してカントリーの魅力を伝えた覚えがある。
Que Sela Sela--Doris Day
ケセラセラ」は、1956年ヒッチコック監督映画『知りすぎていた男』の主題歌で、主演女優で歌手でもあるドリス・デイDoris Day) が歌った。(Wikipedia)「なるようになる(Whatever will be, will be)」ということで、私の学生時代には大流行。石原慎太郎もよく口にしていたフレーズだ。
Tennesee Waltz--Pati Page
 誰でも知っているカントリーの名曲。日本では江利チエミが歌って流行らせた。
ダンスにもよく使われるが、country line dance の "Tennessee Waltz Surprise"
のほうがアメリカ庶民の間では人気だ。→Tennessee Waltz Surprise (Beginner) line dance
Till I Waltz again with you--Teresa Brewer
 こちらは雪村いずみが「思い出のワルツ」として流行らせた。
Try to remember--Brothers four
 すごく良い曲だ。Brothers four には良い曲が多く、(嘗ての私の勤務校)都立小岩高校の生徒・フォークグループから教わった。
Vacation--コニー・フランシス
 いまだに我が国のテレビから「ヴイ エイ シー エイ ティー  アイ オウ エヌ」が流れてくるのは驚きだ。
Vaya Con Dios--Julie London
 まだ眠っている早朝の町。そこから静かに去って行く別れの曲だ。じっくりと味わってもらいたい→Julie London - Vaya con dios (1963) - YouTube
Wagon Masters--小坂一也
 以下のYouTubeがすべてを語る。何しろカッコよかった。イケメンだし、のちに
映画界に呼ばれたのも頷ける。→小坂一也とワゴンマスターズ
Yellow bird--Brothers four
 これも綺麗な曲だ。→https://youtu.be/EYNYIw9R2R0


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