TとDとの狭間で | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

高校2年生を終えた息子

今年秋から大学受験になり

その下見のカレッジ・ツアーへ向かう

車内での話

 

町の近くを離れ、山が近くなると

それまでクリアに聞こえていた

ラジオ番組が聞こえにくくなる

 

車を運転していた夫は

面白そうなトーク番組を探し

チャッチャと次々に番組を変える

 

そのうち、あるラジオ番組に行きついた

コウモリがなんたらかんたら言っている

 

同じ部屋の中にコウモリを見つけたら

噛まれた傷が見つからなくても

狂犬病の免疫グロブリンと

ワクチンを打たなければならないほど

コウモリは狂犬病ウィルスの

ベクターの代表格だ

(見つけたデータによると、約10%の

コウモリが狂犬病ウイルスに感染}

 

番組の司会者は、頻繁に

「ラビット・バット」と繰り替えす

(bat = コウモリ)

 

果物が主食のフルーツ・バットというのは

聞いたことがあるが、ラビット・バットって...

 

 

 

こんな感じ?

 

運転していた夫に

「ラビット・バットって聞いたことないよね?

ウサギみたいにフワフワしてるのかな?」

 

夫(苦笑い)「それ、

ラビッ(rabbit ウサギ)じゃなくて

ラビッ(rabid 狂犬病に罹った)」

 

狂犬病のことは英語でrabiesと言うが

「レイビーズ」みたいな発音

 

レイビーズが形容詞化するなら

レイビッドと違うの?

なんでラビッドになるの?

 

夫が決めたルールではないので

正した夫も答えようがないのだが

 

そう言えば、高校生の時

Lettuce(レス)のTTは「レス」の様に

濁音で発音すると教わった

それ以来、レタスは英語で「レダス」と聞こえるが

日常会話で、手紙(letter)はレターにしか

ヤカン(kettle)はケトルにしか聞こえず

使っていても、正されたことがない

 

夫は論文のレビューをしょっちゅうしていて

書くことに関してだとか、

ネイティブ・スピーカーの文法とかには

物凄く厳しいが

私の言い間違えは「可愛い」と

ふざけたことを言ってくれるので

今や、正してくれるのは息子のみ

 

ああ、このまま間違った文法と発音で

生きて行くコンプレックスは消えないのか...

 

 

 

 

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