カンファレンス会場とプレゼンのアイデア | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

ペンシルバニア州は長方形

 

東にフィラデルフィア

timelapse photography of city

Photo by Heidi Kaden on Unsplash

 

西にはピッツバーグ

aerial photo of bridge and buildings under blue sky

Photo by Vidar Nordli-Mathisen on Unsplash

 

そして二つの歳の間にある「その他」

hay rolls on grass during day

Photo by Alexandre Valdivia on Unsplash

 

ペンシルバニア州とケンタッキー州の

名前をかけて作った「ペンシルタッキー」

なる言葉が存在したり

 

「ペンシルバニアは、東はフィラデルフィア

西はピッツバーグ

そして真ん中はアラバマ州」などと言われたり

 

要するに、フィリーとピッツの間には

これといって何にもない、と

 

そんな「三つのエリア」が存在し

ペン州内の研修プログラムで

合同カンファレンスをやろう!となっても

距離的に無理

 

フィリーからピッツまで車で5時間ですから

 

そんなわけで、地方学会がスポンサーの

研修医用合同カンファレンスも

三つの地区に分けてすることに

(去年までは東西に分かれているだけ

北に一つある研修プログラムは

どっちにしても遠すぎて

参加は無理なのですが)

 

東側フィラデルフィアの研修プログラム

数か月前、ハーネマン病院が閉鎖し

そこのプログラムも閉鎖

それでもフィラデルフィア市内だけで

5つの救急医学のプログラムが存在

近辺で「内輪」と考えられているプログラムが二つ

 

そのプログラムの研修医が集まる

合同カンファレンスとなると

それだけ大きなカンファレンス・ルームが必要

 

ホストは毎年違ったプログラムが持ち回り

今年ホストになったプログラムの病院には

そんな大きな部屋はない

 

どうするのか?

他のプログラムの施設を借りる?

 

誰のアイデアなのか

今年の東の合同カンファレンスは

Photo by Kay on Unsplash

 

郊外のカジノにて

 

病院内、学校内の施設だと

スポンサーが宣伝のためサインを立てたり

ブースを出したりできないけれど

カジノのパーティー会場ならOK

故にスポンサーを付けることができ

資金面に余裕ができる

 

フィラデルフィア市内と違い

交通渋滞はないし

駐車場は広くて無料だし

 

いいなあ、このアイデア

 

「カジノはアルコールが出されるし

アル中歴のある禁酒中の研修医が

いたら、まずいのでは?」

みたいな危惧もありましたが

会場は、カジノとは別館にある部屋で

お酒を提供する場所を通らなくてもOK

 

この研修医合同カンファレンスで

手作りシュミレーション用小道具について

短いプレゼンをしてきました

 

 

一度やってみたかった

「昔々あるところに、研修医がおりました」

で始めるおとぎ話スタイル

(日本昔話ではなく

古典的な人魚姫あたりの

ちょっとメランコリーな感じで)

 

ステージの真ん中に椅子を持って来て

そこに座って本を読む形でしたかったのですが

マイクが椅子の高さではなく、そこは諦め

 

「いったい、どうなってるのかと思いましたよ」

出席したうちの研修医の感想

 

このスタイルでの発表は

救急医学教育者関係の学会にて

体験談を語るセッションで見た一度だけ

 

喋るのが早過ぎ、アドリブが入り過ぎの

普段の私のプレゼンとは対極で

とにかくゆっくり、抑えて話さないといけないので

時間内に終わるか心配でしたが

 

うん、いける、コレ

 

 

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