深呼吸 | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

14日間の自宅監禁が終わり

本来なら、ドイツにいる娘を訪れるため

休暇中のはずなのですが

ハラスメントに近い再三の電話、メール、

テキストが鬱陶しくなってきて

シフトをピックアップ

 

わざとではなくて、たまたまですが

そのピックアップしたシフトは

「COVIDピット」

 

ピット=穴

アドベンチャー系の漫画、映画で

穴に落っこちたらヘビがウジャウジャ

あれはスネーク・ピット(蛇穴)ですが

こちらは比較的状態の落ち着いている

COVIDの患者かな?みたいな人が全て

送られてくるエリア

 

なので、不足だと毎日メディアを騒がせている

レスピレーターN95(フィルター付きマスク)と

顔の前を覆うシールドを付けっぱなしで仕事

 

これ、どなたの手作り作品?みたいな

フェイス・シールドが一人一人配られて

壊れるまで再使用しているのですが

 

 

このCOVIDピット担当のアテンディングは

「もっと良いの」らしいシールドを使用

こちらは既製品の様でシールドも高級感(若干)あり

 

でも、重いし締め付けるし

 

N95とこのシールドの同時使用

それも何時間もすーっと装着

通常作業のしにくいこと、しにくいこと

重さと息苦しさでクラクラしてくる

 

アレルギー・シーズン到来と

N95の匂いと不快さで鼻がムズムス

でも、顔を触っちゃいけないのよね

 

シフト後に、マスクとシールドを

取った際の解放感の素晴らしさ

 

今更ながら

息ができるって、良いなあと実感

 

 

 

 

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