アブドーラー・ザ・ブッチャーの引退セレモニーで思った事 | まこちゃん家(ち) (空飛ぶパンダ 明けない夜はない!)

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今日はプロレスの話です

 

 

先日、録画していたG+の番組で、徳光和夫さんやグレートカブキさんが集まって、2月19日に引退セレモニーをした、アブドーラ・ザ・ブッチャーさんの裏話の特集を観ていました

 

「1800グラムの未熟児だった」「ブッチャーがブロディを騙して、一緒に全日本プロレスに行った」「ブッチャーは孤独だった」などなど

 

 

話はズレますが、俺がブッチャーとは知り合いではなかったのですが、十数年前、ライターにカラー印刷、という仕事をしていて(今はしていません、画像参照)、当時、飲み友達だった、プロレスラーの、太陽ケア、ジャマールが、そのライターを面白がって、自分の写真のライターを印刷して、プレゼントして、と頼まれましたので、100本、ライターを印刷して、プレゼントしました

 

それを、太陽ケア、ジャマールが、ブッチャーに伝えたので、ブッチャーも、自分の写真を印刷したライターが欲しい、と太陽ケア、ジャマールを窓口で連絡がきました

 

ブッチャーを印刷したライターを、100本、太陽ケア、ジャマール経由でプレゼントしたら、その後、全日本プロレス会場の売店で、俺がブッチャーを印刷したライターを、ブッチャーが販売していた、と聞きました

 

まさに、仕入れ0円ね、粗利率100%の仕事

 

ちなみに、ブッチャーとは会った事もないし、一緒に飲みに行った事もないです

 

引退セレモニーの際、車イスで、人の手を借りて移動していたので、その十数年前でも、移動が辛かったので、試合後は、ホテルでじっとしていたんでしょうね

 

話がそれましたが、その番組で、徳光和夫さんが、ブッチャーの裏話で、一番印象に残った話がありました

 

「実は、ブッチャーは、老人ホーム(養護施設)に積極的に行っていたんですよ。でも、悪役のイメージを壊さない様に、マスコミには報道するな、と言われていました」

 

それを聞いた時、ふと思い出したのが、「伊達直人」を名乗って、ランドセルを送った人の話です

 

まあ、ランドセルを送るのは悪くないのですが(ランドセルを受け取った施設の方は、「できれば現金で」と言っていましたが)、プロレスのリアルジャパンの興行で、その「伊達直人」を名乗った人がリング上に上がり、マスコミにも取り上げられました

 

そもそも、原作のタイガーマスクの伊達直人は、恩恵を受ける事無く、誉められる事も無く、讃えられる事も無く、現在の言葉でいう、スタンドプレーでも無く、恵まれない子供達の為に、命をかけて、戦って、お金を稼いできたキャラで、今は時代背景が違うかもしれませんが、当時は、そんな「無償の愛」が美徳の時代でした

 

その時代のアニメ「デビルマン」もそうでしたよね

 

デビルマンのアニメのエンディングで、孤独に座っている悪魔のデビルマンの前に、平和の象徴である白い鳩達が飛んでいくコントラストが印象的でした

 

話を、伊達直人に戻しますが、ランドセルをプレゼントしたくらいで、「私が伊達直人です」と、スタンドプレーをしている写真を見たら、スタンドプレーをせず、「無償の愛」を貫いた、原作の伊達直人を侮辱していて、無性にムカついたのを記憶しています

 

その時、梶原一騎さんが生きていたら、リング上に上がった、スタンドプレーの伊達直人(を名乗る輩)を殺しに行ったんじゃないでしょうか?

 

話はかなりズレましたが、先ほどの徳光和夫さんの話で、ブッチャーに少しだけ、当時の伊達直人、デビルマンなどの色が見えた様な気がしました

 

関係者以外に知られる事も無かった、車椅子生活をしている方々がいる老人ホーム、養護施設に積極的に行っていた、ブッチャー

 

今では、ブッチャー自身が車椅子生活をしています

 

そんなブッチャーが、引退セレモニーの最後に、日本のファンに言った言葉は、

 

「若い人達に言いたい。自分の親が歳を取っても、決して老人ホームにぶち込んで、忘れる様な事はするな。いずれは歳を取ったら、お前達もこうなる(車椅子生活になる)んだから、親を大事にしろ。
それだけは言いたい。忘れるんじゃないぞ。
皆さん、本当に、ありがとうございました。」

 

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