GAFAだって最初は小規模企業 | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

GAFAはGoogle、Apple、Facebook、Amazonの4社のことです。

いずれも米国を代表するIT企業であり、

4社は世界時価総額ランキングの上位を占めています。

 

 

世界中の多くのユーザが4社が提供するプラットフォーム

通じてサービスを受けているという現実!

 

 

GAFAと並ぶ日本のIT企業は何故登場しないのか?

今後も登場しないのか?、という疑問を持っています。

 

 


<世界時価総額ランキング>

(2019年1月現在)(出典:180合同会社HP)

1位:アマゾン・ドット・コム 840.405(USB$)

2位:マイクロソフト     801.209

3位:アップル        784.811

4位:アルファベット(グーグル) 779.690

5位:バークシャーハシャウェイ 508.485

6位:フェイスブック     475.732

7位:アリババ(中国)    433.344

8位:テンセント(中国)   417.984

・・・

12位:中国工商銀行(中国) 304.743

・・・

15位:サムスン(韓国)  276.273

・・・

42位:トヨタ自動車(日本)   179.208

 

 

50位中に中国は8社入っていますが、

韓国は1社、日本も1社のみが入っています。

日本のIT企業は1社も入っていません。

 

 

 

<創業時>

(以下はウィキぺディアより)

Gooleはスタンフォード大学の博士課程に在籍していた

ライ-・ペイジとセルゲイ・ブリンの2人が創業しました。

 

 

Amazonは、ジェフリー・プレストン・ベゾスが

自宅のガレージでオンライン書店として起業しました。

両親が300,000ドルを投資したのが幸運だったかもしれません。

 

 

Facebookは、マーク・ザッカーバーグとハーバード大学のルームメイトだった

エドゥアルド・サベリンの2人で創業しました。

 

 

Appleの前身であるアップルコンピュータ社は、

高校を中退したスティーブ・ジョブズと

大学を中退したステファン(スティーブ)・ウォズニアック

の2人で創業しました。

 

 

 

<GAFAとの違い>

GAFAは最初は1人か2人でスタートしています。

日本のIT企業もそのはずです。

では何故その後の成長に差が出たのでしょうか?

 

 

違いはプラットフォームを構築できたかどうか、

構築できたプラットフォームを特許で守っているかどうか

ではないでしょうか。

 

 

以下は米国で2018年に取得された企業別の特許件数です。

(出典:米国の特許専門調査会社IFI CLAIMS Patent Services)

 

 

Appleは9位、Googleは11位、Amazonは12位になっています。

Facebookは50位(2017年)なっています。

(注)特許件数は合計ですので、プラットフォームに関する

特許件数の順位ではありません。

 

 

 

グローバル企業を狙っているメルカリ

日本における合計の出願件数は23件

そのうち特許件数は19件です。

非常に少ないですね。

日本のIT企業にはもっと頑張って欲しいと思います。

 

 

 

 

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