新発見。BLOGより転載
2018年最悪の愚政策を振り返るー日本人の暗い食の未来はもうすぐそこ
2018年を振り返ると、多くの日本人が気がついていませんが、日本政府はとんでもないことをしてきました。
史上最悪の愚政策である「種子法廃止」と「水道民営化」です。
これによって日本人の食は病気との共存が色濃くなっていくでしょう。
日本人の命、安全を守るべき政府が、いちばん健康を害する政策をわざわざする。
残念ながらその重大性を認識しない日本人は、愚の国策とも知らず自ら病気への階段を駆け上がっていくのです。
種子法廃止とモンサント茨城米「とねのめぐみ」の関係でわかる真実
「とねのめぐみ」は日本モンサントが作り上げた米です。そう、モンサントといえば遺伝子組換えですが、この米は遺伝子組換え米ではありません。
「じゃあ、いいじゃん。心配することないじゃん。」って思いました?
種子法廃止というのは、民間会社は種子ビジネスを日本でどんどんやってください。という愚政策。
つまりこのビジネスをするのは世界的に力のある化学企業が中心になるんですよ。
例えば、住友化学の「みつひかり」もそうです。
そして知ってましたか?モンサント社と住友化学って除草剤開発で業務提携しているんですよ。
この種子ビジネスっていうのは、種だけでなく、農薬や化学肥料もセットで儲けるシステムなんです。
2018年の米国でモンサントの除草剤でがん発症した末期患者に320億円の賠償金の判決がのNEWSで取り上げられたばかりです。
(source: Cancer patient who was awarded $289 million in Monsanto trial says he'll take $78 million instead)
他にも多くの健康被害者が出ており、世界保健機関もグリホサート成分に発がん性があると認めているとんでもない代物です。
そして極めつけのほとんど誰も知らない最高のニュース(もちろん嫌味ですよ)を紹介します。
2017年末に日本政府はこのグリホサートの残留基準値を大幅に緩和しました。しかも最大400倍。
EUでは禁止の方向に進み、つい最近、米国でも健康被害が明らかになってモンサントは敗訴になっているに、日本ではどこよりも多くのグリホサートを日本の穀物には使ってください!と言っているんですよ。
近い将来、種子法によって守られてきた公共品種から、「健康被害?関係ないさ。儲け第一!」の大企業が日本の種に取って代わり寡占化し、日本人の食卓には恐ろしい化学毒薬品をつけられた米やゆくゆくは大豆、麦類など日本食のベースとなる食材が侵されていくでしょう。
どうですか?でもほとんど誰も知らないですよね?この事実。
日本の安全な水がなくなるとき。日本人の食はどん底に
愚策中の愚策第2弾「水道改正法案」。
種子法廃止同様、日本政府は水道事業の運営を民間に委ねる舵取りを始めました。
この愚策があっというまに衆議院で可決。
それまでの審議時間はわずか7時間と言われています。
誰も何も深い議論ができぬまま気がつけばもう間もなく水道事業、つまり我々日本人のライフラインとなる水が自治体の手から離れて民間に運営されていくこととなります。
郵政民営化とはわけが違いますね。
だって、水は人間の体の根幹となる源であり、これこそ日本政府が日本人の健康と安全と全国民供給保証を守るべきところです。
皆さん、これからどうなると思いますか?
民間はとにかく金儲けが第一ですよね。
特に外資系なんかが日本で水道事業やった日には、「我々が責任を持って日本政府に代わって日本国民の健康を守ります!」なんて口が裂けても言わないですよね。
儲かるか儲からないかしか水道事業をみない会社が運営するとどうなるか。
✔ 30年前にフランスのパリで民営化しました。その結果、水道料金の値上げ率174%。
✔ 南米ボリビアでは、一気に上限まで値上げし、水道代を払えない貧困層には水供給をストップ。暴動化。
✔ ベルリン、クアラルンプールでも値上げで深刻な社会問題。
✔ コスト意識が強すぎ、過小投資やコスト削減で浄化管理がずさんになり水質悪化となった都市も過去にあり。
実際、過去に国策で水道事業の民営化をした結果、35カ国180都市が再公営化となっています。
普通で考えて、これは民営ではなく国が責任持って管理、安全保障をする分野だろ!としか思わないのは私だけでしょうか。
逆行愚政策。
愚者は歴史から何も学ばない。
日本人にとって大事な水、そして主食である米、健康を支える大豆などの穀物。
これが全てが民間(=外資系)に明け渡そうとしている政府の愚策に気が付かない日本人、というか大々的に報道しないので注目できない状況を作る日本メディア。
日本人の暗い食の未来はもうすぐそこまできています。
ーーー以上転載ーーー