バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話/03

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話03
 
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 僕も、いや、一様に皆驚いているはずだ
 「あ・・・あれが・・・」「なんていうか・・・」「趣味が悪いな・・・」
 「凄い場所だな、うわさには聞いていたが」「・・・」「あんなところに行くのいやよ、私は・・・」
 「うーわー」「あはは・・・です」
 「さすがにうわさに聞いた通りだね」「ええ、その通りですね」
 アクリスとレファン以外は皆多かれ少なかれ呆れさが混ざったような声だ・・・
 「あんなの誰が作るのよ?女神様?」
 「あの女神様が作るのか?あり得ない感じではないけどな・・・」
 「いえ、複数のダブモンが作ったと言われています」
 四葉さんと良星もの疑問にいちいち答えるレファン
 「にしても、だ・・・」
 不意に良星が先の方を見て
 「で、その火山の中を通っていくのか?」
 「いえ、そんなはずは・・・」
 良星の言葉に、レファンが疑問を呈す
 「離れたところは通りますけど中は通りませんよ、だって、まがりなりにも火山ですし・・・」
 「だが、道は火山に続いてるぞ」
 「え・・・?」
 レファンは先の方を見て固まる
 「ついでに、その先に街がある気配があるな・・・」
 カンテーラの追撃
 「ま、俺と相棒とこいつがいれば火山でも問題あるめぇよ、はっはっはっ」
 笑うイグリード、こいつとはおそらくカンテーラのことだ
 と、兎白が右肩上に漂う自身の相棒の方を見て
 「フリィジアは大丈夫?」
 フリィジアが兎白を見返し
 「私は大丈夫よ相棒、火山なんかに負けてたら、氷属性のダブモンなんてやってられないわ!」
 大丈夫なんだろうか・・・
 「とにかく様子を見に行ってみよう」
 僕の号令で、僕達はレインボー火山に向かって歩き出す!!
 
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