今年の宅建の合格ラインが、37点だったわけです。
過去には、36点の時もありました。
逆に、31点とか、32点とかの時もありました。
で、こうやって、点数だけ見ると、
「30点台の前半の時の試験の方が難しかった!」
とか、まぁ、いろいろな考えが出てくるわけです。
「簡単だったから30点台の後半なんでしょ?」
とかね。
でもねぇ、わたくしは、それは簡単には言えないと思っていまして、ここで、少しテキトーにわたくしの考えを書いてみたいと思います。
だいたい、例年の流れで行くと、宅建の50問は、
民法等の権利関係では、14問。
(内訳は、民法が10問、借地借家法などで4問。)
法令上の制限 8問
税・その他 3問
宅建業法は、20問
免除科目 5問
で、
14 + 8 + 3 + 20 + 5 = 50
ですよね?
これは、間違いないです。
で、まぁ、ここで、簡単にチョー簡単に、どの参考書などでも書かれてるような本試験での獲得希望点数などを考えてみると、
民法等で、8点ぐらい。
法令上の制限で、5~6点ぐらい。
税・その他で、1~2点。
宅建業法で、16~17点。
免除科目で、3~4点。
って感じでしょうか。
これを足すと、33~37点。
となるのです。
どこでどう点数を取って行くかは人それぞれなので何とも言えないのですが、テキトーに書いてみると、いや、どの参考書にも同じようなことが書いてあると思うので、宅建業界的に言えば、こうなる。
ほぼ、こうなる。
ここに、わたくしのテキトー理論を加えてみる。
民法等で最低半分キープのプラスアルファということで、7+
法令上の制限でも最低半分キープのプラスアルファだから、4+
税・その他なんて勉強しなくて良いやってことだから、運で、0~1点
宅建業法は、15点にプラスしておいてもらいたいなということで、15+
免除科目は、2点は取れるでしょうということで、2+
これを、足してみると、税・その他は、0で考えて、28+です。
「28点にプラスして何点加えられるか。」
ということです。
ここで、わたくしは、切り良く28点でなくて、30点にしておこうと考えて、
「テキトー流だと、30点ぐらい行けるかも!」
的な考えにしてみる。
まぁ、それなりに、テキトーに勉強をしたら、30点は行けると。
50問中、30点は、確実に取るということですから、残りの20問は、運でも何でも良いからマークシートを塗り潰しておけということになり、そうすると、20問中、5問ぐらいは取れるかもしれないよね?
などと、テキトーに良い方に考えると、
「テキトー流でも、35点は行けるかもしれない?」
とも言えてしまうのです。
そして、
「わたくしというか、我が宅建テキプラ塾は、まず、ここを目指そう!」
ということで考えているので、テキトーについてきてもらえれば、ここまではたどり着けます。
そうすると、
「受かるか受からないか!」
というレベルぐらいには自然にたどり着いてるはずなのです。
まぁ、辿り着いていてもらいたいと。
30点は、勉強をしていたら越えられる。
30点に届いていない人は、届いていない本人が一番理由を理解している。
そういうことだと思います。
真剣に勉強をして30点に届かないというのは、
「勉強の仕方、考え等が宅建に受かるということになっていない!」
と、わたくしは、厳し目に言わせてもらおうかなと思ってます。
運が良ければ、35点になるかもしれない我が宅建テキプラ塾。
35点なのですから、今年の37点には届きません。
届かないということは、我が宅建テキプラ塾の勉強の仕方では足りないことになります。
では、どこが足りないのか?
民法等の権利関係、法令上の制限、宅建業法で出来るだけ稼ぐということが考えられますが、稼ぐと言っても限界があると、わたくしは考えます。
そうなるとねぇ、
わたくしの考えだと、
「税・その他。」
になるのかなと思うのです。
要は、税・その他を端から見ていない考えの我が宅建テキプラ塾ではダメなのかなとも言えるのです。
「税・その他。」
さらには、
たぶんなのですが、法令上の制限でより高得点になるのだろうから、法令上の制限の勉強量も上げるわけで、
「36点とか、37点で受かるなんてのは、必然的に勉強量が上がってるのですよ!」
ってことです。
わたくしのテキトーな考えですけどね。
いくら、簡単な税の問題の出題があったからと言ったって、まったく勉強をしていなければ点を取ることは出来ない。
合格ラインが低い時は、最初から税なんて捨てても良かったし、勉強をしていない人も、他の基本的なことを落とさなければ合格ラインには届いていたので受かります。
ですが、簡単な税の問題も取ってねということになると話は変わると思います。
そうですよね?
そう思いません?
基本的な問題だけで合格ラインに届くならば、基本的な問題を解けるようになるだけの勉強量で良いのです。
当たり前の話です。
そうすると、勉強量が少なくても押さえるところを押さえた人は受かります。
ですが、36点とか37点になると、どう考えても少し勉強量が増えます。
民法を絞って勉強をしていたら、勉強量は少なくて済むけれど、見ていたら解けていたであろう簡単な問題が解けません。
見ていたら解けていたであろう簡単な問題を拾わないと、36とか37点にならないと考えると、勉強量は増えますよねと、わたくしは思うのですがねぇ。
だから、ゴチャゴチャと書いてみましたが、
「合格ラインが高いから簡単な年だった!」
とは言えないのではないかなと思いますけどね。
特に、昨今の宅建業界を勝手に見て見ると、勉強環境の変化から、
「諦めずに続けている人が多い!」
と思います。
諦めずに続けているので、力が上がって行ってるのです。
わたくしのようにイレギュラー的なことを書きながらも、テキトーな考えでも合格にたどり着けるということを知れば続けることも可能かもしれませんし、実際、わたくしの友人は、テキトーで運で受かってもいますしね。
そういうのを知ることで、
「自分も出来るのでは?」
と思って続けてる人もいると思います。
続けて、最低限必要な勉強量を越えて、少し細かいところも参考書等に載ってるから読み込み、模試なども何度も受けているであろうから、模試で出てきた税とかぐらいは覚えておこうとか、そういうことで、気付いたら勉強量が増え、知識も増え、本試験で点数が取れた。
そういう人が多いような気がします。
今年の宅建の本試験は、そうだったのではないかなと、まだ、本試験の中身すら見ていない人間がテキトーに書きます。
簡単だと思われてる年の方が実は難しいのかもしれない。
大変なのかもしれない。
受けるメンツが変わっていたりもするから単純には言えませんけどね。
まぁ、単純には言えないから、簡単とか、難しいとか、勉強もしていない人が言うものではないと思いますし、宅建に受かった人間の多くは、自分が勉強をしてきた経験により、簡単な年に受かったとか、難しい年に受かったとか、そんなことは自分でネタとして言うことはあっても、人の合格に対して言うことはないと思います。
心ない、世の中のはみ出し者が、
「あぁ、あの合格ラインが高くて簡単だった時に受かったの?」
とか言ってきたりするのでしょう。
そんなはみ出しものは、どこにいても嫌われていたり、孤立していたりするものです。
宅建の合格は、合格です。
合格するには、全く勉強をしないというわけにもいきません。
勉強をしたから受かるのです。
あとね、もし、37点の簡単な時でしょとか言ってくる人間がいたら、
今年の本試験を渡してあげて、
「37点を取ってみ?」
「取れるのでしょう?」
って、言ってあげれば良いのです。
宅建に受かってる人間だって、ブランクがあれば、37点なんて取れません。
だからね、すでに、宅建に受かってる人間は、自分が勉強をしていた時より出来ないとわかってる常識人だったら、いつ受かったって合格は合格って思ってるものだし、ケチなんてつけないのですよ。
もし、もしもですが、今後、そのようなクズヤローに遭遇したら、わたくしのこのブログを思い出してもらいたい。
ネットとかでも、良く、簡単な年だ何だと言われたり、過去最高だとか何とかってゴチャゴチャとうるせぇのがいたりします。
「クズが何か言ってるよ(笑)」
って思ってあげましょう(笑)
所詮、ネットですしね。
自分の現実を大事にするのが一番だと思います。
目についてしまったり、嫌になったりすることもあるでしょう。
でもね、気にしないのが一番です。
「自分の合格に自信を持つ!」
で良いと思いますよ。
と、今年の合格ラインを知って、テキトーに書いてみましたと。
まぁ、あと、もう少し書くと、合格ラインは高いけど、合格率は、普通なんですよね。
合格ラインは低いけど、合格率が高い時もあります。
受験者数も違うから何とも言えないので、最終的には、合格者数で判断すれば良いのだと思いますが、合格ラインが低い時は、実は、救われる人が多かったりするのですよねぇ。
少しの勉強と、マークシートの運で受かる可能性が高いのは、合格ラインが低い時ですからね。
必要な最低限の知識を身につけ、本試験でも問題を解け、合格ラインが高い時に受かったという人は、どう考えても、
「勉強をした人たち!」
だと思いますけどね。
平成最後の宅建だからラッキー問題?
ラッキー問題なんてねぇよ!
そのラッキー問題を解いてみろ!
解けるなら解いてみろ!
と、強気で行きましょう。
今年、残念な結果になってしまった人には、
「諦めずに続けましょう!」
ということです。
嫌になってしまう人もいるかもしれません。
特に、35点とか、36点が取れて、過去の本試験の自分の最高点が取れた人は、気持ちが折れてしまうかもしれない。
でもね、そこで踏ん張れるかどうかです。
宅建だけでなくて、どの資格試験も、そういう見極めがされてるのです。
踏ん張れる人の合格を待っていたりするのですよ。
だから、踏ん張りましょう。
踏ん張り方がわからない人は、連絡ください。
踏ん張り方にもいろいろありまして、やっぱり、この時期に大事なのは、自己分析です。
今年、自分の勉強はどのくらいで、どういう感じで勉強が出来て、自分の理解度はどのくらいなのか。
過去問集を特にあたり、どういう感じだったのか。
過去問が解けるようになり、最後、参考書の読み込みとかはどうだったのか。
そういうものをしっかりと自分で分析して、踏ん張るのです。
意外に、踏ん張る前に、気持ち的なものを変えなければいけない人がいたりもするものなのです。
時間を掛けるだけが勉強だけではないということに気付かなければいけない人もいるだろうし、参考書並みに丁寧なノートを作った人で点数が伸びていないならばそこを変えたりもしないといけない。
効率も考えないといけない。
などと、今日は、テキトーにゴチャゴチャと長々と書いてしまいましたね。
詰め込みすぎたかもしれないが、今は、そんなに頻繁にブログを書いているわけでもないので、書ける時に書いておこうかなということです。
わたくし自身、来年はどうするのかも考えないといけないですからね。
宅建テキプラ塾、実は、存亡の危機なり!