安全な生霊のほどき方

ども。

小梅です。

　

今回は怖そうで怖くない

でもちょっぴり怖いお話です。

ずいぶん前の話ですが、

サロンに

「生霊に悩まされている」

というお客様が

お越しになられました。

その方は職場の

同僚の女性であるAさんが

夢かうつつか、

夜中に何度も現れて

首を絞めたり、刃物で刺したり

恐ろしい形相で

追いかけてくるというのです！

そのたびに目がさめて

眠れない日々が

続いているとのことでした。

最近、たまたま出会った方が

その当時のお客様と

同じようなお話をされていたので、

「生霊」に悩む方のご参考になればと

「生霊の安全なほどき方」を

お届けしたいと思います。

そもそも、「生霊」って

何なんでしょう？

「生霊」とは生きている人の

恨みや嫉妬、恋情などの

執念ともいわれていて

一説によると

亡くなった方の怨念より

祓うのが難しいとか。

たしかに、

この世には

多種多様な想念があり、

エネルギー体として

特定の場所や人に

影響を与えることも

あると思います。

サロンにお越しになられた

「生霊」に悩まされている

お客様のお話ですが、

個人的に恨まれるような

心当たりは全くなく

ご自身が職場の先輩と

恋愛関係になった辺りから

Aさんからの風当たりは

強くなったそうです。

けれど

会社でのAさんとは

普通に挨拶や会話があり、

表だったトラブルは無いとのこと。

「Aさんは先輩が好きだったので

妬まれているのかもしれませんが

生霊を飛ばさないで！とは言えないし、

仕事を辞めたり休むことは

したくありません。」との事でした。

「生霊」の多くは

このケースのようにAさんご本人も

想念を飛ばしている自覚が

ないことがほとんどです。

中には、稀ですが

本格的な呪詛をかけたり

する方もおられるようで

想念エネルギーが

いかに自分の人生に

ネガティブな影響を与えるかを

ご存じないのが残念です。

まず、

という法則を知っておきましょう。

「恨めしい！憎い！

彼とうまくいくなんて

絶対に許さない！」

と、想念を持つことは

もし、妬みや嫉みの念を

受けていると感じたのならば

受け取らず、

スルーするのが一番です。

想念に対してどのような

影響を受けるのかを

決めるのは自分です。

ひるむも進むも

おじけづくのも自分次第。

そう、心得ておきましょう。

などがあります。

心身の安定のためにも良いので

ぜひ、おためしください。

で。

生霊のほどき方の話は

ここからが本番です。

「生霊に追いかけられたり、

殺されそうになる」

というのはかなり異常な事態です。

現実的に体調に不良が出たり

仕事や家庭、人間関係で

トラブルが増えたり・・

そんなときは

いいですか？

祓うのでも、

跳ね返すのでもなく

ほどくのですよ。

生霊のように

見えない世界に起こることは

心の内面の写し鏡です。

自分自身の不安や不満、

自分を許せず責める気持ち、

人より劣っているという

劣等感や根拠のない優越感、

かもしれません。

毎晩、夢に現れて

首をしめたり刃物で刺す

生霊さんの顔を

自分自身だと

想像してみてください。

イメージの中で

怒りに狂っているかのような

自分ご自身を

慈愛といたわりの心で

しずかに包みましょう。

生霊の自分と

生霊を包む自分、

二人の自分が

さらに美しく

大きな光で包まれるのを

イメージしてみてください。

光のなかで

二人の自分が

浄化され、

癒され、

ゆるされ

統合してゆくのを

感じてみましょう。

イメージで

何度も何度も

統合させてゆくと

ご自身でも気付かなかった

心の奥底で

絡まっていた想念が

ほどけていきます。

トラブルのすべては生霊のせいで

自分は悪くない！と

思いたい心だったり

妬まれるほどに認められたい

自分の承認欲求だったり

不安や不満に

支配されてしまう恐怖に

よるものかもしれません。

自分の妬みや劣等感、

恨みや悔しさ

不安や恐怖なんかは

いっぱいあったっていい。

こんな気持ちを　

持ったらいけない！

と、

封印しなくていいのです。

光のなかで

ネガティブな自分が

浄化され、

癒され、

ゆるされ

統合してゆくのを

感じてみましょう。

イメージで

何度も何度も

統合させてゆくと

ご自身でも気付かなかった

心の奥底で絡まっていた想念が

ほどけていきます。

先ほどお伝えしたように

人のものでも

自分のものでも

想念に対してどのような

影響を受けるのかを

決めるのは自分です。

セッションで

こんなお話をした後

お客様は

ずいぶんスッキリしたお顔で

「ほんとにそうやったかもしれない」

と、吹っ切れたご様子でした。

その後、

一年も立たずに

職場の彼とご結婚され

退職されました。

セッション後は

一度も生霊を見ることは

ないそうです。

(今回のブログ掲載も

ぜひ💓とご快諾いただきました！)

生霊に苦しむのは

自分でも知らずに抱いている

ネガティブな想念が

かえってきただけ。

はい、はい

おかえりなさいー。

お疲れっしたーー。

くらいの気持ちで

いたわってあげられたら

素敵かもしれませんね。

このお話は

個人差もあるので

ご参考までに。