ああ、ついこの間、遠くを見ようと書いたばかりだと思うのだが、どうしても気になった事が有ったのでこの様なこととなった。

問題なのは、軍事機密保護条約で、韓国軍の上層部は破棄に反対をしているという主張だ。
日本は別段困らない。
困るのは韓国だけだ。
この主張が幅をきかせている。
軍事情報保護条約だけを見るならば、それは正しいのかもしれない。

韓国軍の上層部が日本との条約破棄に反対しているというのが本当だとしよう。
では、現場に出ている前線指揮官などはどうなのだろうか?
この疑問を持つと、どうしても思い出すのは、去年の終わりにあった、照準用電探照射事件だ。
何という船だったかも覚えていないが、有った事だけは覚えているし、有耶無耶になってしまったことも覚えている。
有耶無耶になったのは、まあ、別段問題は無い。
外交的な問題で白黒がつく方が珍しいと思うので、これは問題無いとしておこう。
本当に問題なのは、電探を照射するように命じた人間が、韓国軍内できちんと処分を受けたかどうかだ。

きちんと責任を取らされて、閑職に回されているのか、それとも韓国内でも有耶無耶にされて、今も責任のある立場にいるのか?
はたまた、国民感情に押されて栄転してしまっているのか?
調べる術を俺は持っていないがどうしても気になる。
シンシアリー氏曰く、下は上の足を引っ張ることしか考えておらず、常に自分が上になることを望んでいるとか。
そんな自分の出世しか考えない連中が、実際に軍の上層部まで上り詰めたのならば、日本にとって災いとなることだけは間違いない。
部下のやらかした日本に対する敵対行為を、さも自分が主導したように装い、実績として国民感情をあおり、さらなる敵対行為へと過激化してゆく。
実際に起こってからでは遅いと思う。

そして俺の予測には前例がある。
思い返してみれば八十年ほど前、日本でも同じ様なことが起こった。
満洲事変から支那事変へとなだれ込む際、政府はきちんと陸軍を押さえることが出来なかったために、泥沼の消耗戦へとなだれ込んでしまった。(予算を削ると脅したならば、少し話は違ったというのは、何かの本で読んだ気がする)
八十年前と同じ現象が韓国で起こっているのだろうか?
だとしたのならば、朝鮮半島前に日本に起こることでも書いたように、その矛先は日本へと向くだろう。
そして、国内問題から目を反らせるために必死になっている韓国政府ならば、日本にあまり時間は残されていないと考えるべきだろう。

本当ならば、憲法を改正して法律的な問題の無い状態で(反日憲法学者や、法律を悪用することしかしない弁護士を黙らせるために)日本軍に存分に戦って欲しいのだが、時間が無いかもしれないので高望みはしない方が良いかもしれない。
ならばせめて、自衛隊法を改正して、日本軍の足枷や手枷、首輪を外しておくべきでは無いのだろうか?
死地に送り出す俺達に出来ることと言えば、事前の準備と事後の労いだけだと思う。
それも駄目だというのならば、せめて予算を倍増すべきでは無いのだろうか?
聞くところによると、兵器購入に金を取られて、軍人の福利厚生や日常生活に支障が出ている。
それ以上に問題なのは、弾薬の備蓄がままならないという話だ。
それを改善するだけでも、やっておくべきでは無いのだろうかと思う。


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