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風が強い

昼からけっこうな暴風。
昨日より気温も寒いからなのか
仕事から帰ってからのぬくぬくこたつのあったかさで力が抜けて
猛烈な眠気。で、気がつけば昼寝。 そんな平日の午後でした。

暑すぎてでかけられなかったしんどい夏が終わったら今度は
天気いまひとつなこの秋。
そうこうしてたら
今日、こんなフリーペーパーがとどいて
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おせち...
秋じゃないね、もう、すっかり冬に入ってる...

今回
おせちのことはなにも考えてないな。
年々
自分の中で
おせちの存在意義が薄くなっちゃって。
年末年始の、お決まりの食材を、ひとまず縁起物だからと口にしてきたけど
やっぱり糖分塩分の摂りすぎで
三が日あたりには胃がとてもしんどい、毎年その繰り返し
それが体にどんどんこたえてきた。

昔は、特に昭和は
年末年始くらいしかご馳走風のものが食べられなかった。
祖母の家でオードブルの中のエビフライ食べるのが一番嬉しくて。
でも平成、令和ともなればもう
日頃からランチだのディナーだの飲み会だの、
誕生日でもないのにケーキは食べるわ、ビュッフェとか行くわで
なんだかんだいいもの食べてるよね。
縁起かついだ風習としてのおせちの意味はよく理解してるけど
元旦からもう店が開いてるこの時代に
『絶対おせち食べなくちゃ』とはもう思わなくてもいいのかなと。
特にもう、我が家にはちびっこもいなくて、おせちの意味を教えながら食べるひとときも必要ない。
9月に遅い夏休みということで来た息子たちには、無理して3ヶ月後の年末にまでわざわざ来なくていいよと言っといた。
ただでさえ帰省ラッシュのしんどいときに、ぎゅーぎゅーで動かなくていいよ...

親がいるから、という理由だけで、彼らのふるさととも言えないこの家まで来させてることが
時間的にも経済的にも彼らだけでなく、親である自分たちにもいろんな意味ですごく負担かかってる、と、
この9月に実感して
今後どうすべきか
思うところがいろいろありました。

世間が帰省シーズンだから自分も帰省しなきゃ、
世間がクリスマスだから自分もケーキを、
世間が正月だから自分もおせちを買わなくちゃ、
こういう同調する感じ、なんかすべて疲れちゃって。
奈良の断食療養所で所長さんから聞いたけど
毎年、年末年始に断食しにくる常連さんたちがいるそうで
世間がご馳走まみれなときに、
体を完全に休めて中からクリーンにするという考え、それも
ありなんだなと
そのときハッと気づかされました。
(断食施設とはいえ、年末年始にくると、そばの宝生寺で除夜の鐘が打てるとか
庭でみんなで餅つきするとか、そのときならではの楽しみもあるらしい。いつか行ってみたい。)

 

だから
50代夫婦だけの今度の正月は
胃と体と心と財布にやさしい過ごし方をしたい。
雑煮と、夫の好きなぜんざいだけ作ろうか。





 

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by yukari  at 16:34
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