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2019年いっぱいでつぶやきは卒業

2001年、アメリカでホームページという形から始めた日記が
こんなに長く、ブログに変わっても続くとは思わなかった。
アメリカだから、だったはずだし
途中からまさかの北海道移住になったから、
また続けてきたってのがあったんだけど
なんとなく富山に来てもそのまま続けてた。
内容はほぼ子育てにからむ出来事と引っ越し先の驚き発見話中心で
孤独な土地での母としての苦悩をだれかに聞いてもらいたくて、だったんだけど
富山に来てからはもう、夫婦暮らしになったということで
話の中心は、まちなかなら自家用車を持たずにこうして暮らせるよ、の実例がメインになった。

実際暮らしてみたら
富山という地は
まちなかだけでは用事が足りない。
ホームセンターやショッピングモールが全部郊外にあるし
のどかな観光地まで足をのばそうとすると、そこが駅から離れた場所だとどうしても車が必要になる。
それで、そのたび
カーシェアやレンタカーを利用することになった。
ただ、ほんのちょこっとの遠出、というときの足には
経済的にも、駐車場問題的にも
バイクがあればもっと便利じゃないか?と思い立ち
2輪免許をとり、バイク生活を試してみることになった。
試してよかったと思う。
天気悪いと乗れないけど富山のまっすぐな道路はなんせ走りやすい。
マニュアルバイクの両手両足同時バラバラ操作と、風をまともに体で受ける緊張感爽快感はボケ防止にもなり
のほほんオートマ自動車運転には味わえない。この、目が醒める感覚と
車税とガソリンの大きな節約にもバイクはあきらかに有効、とわかった。
そしてなにより
車だけに頼らず
公共交通機関だけでも楽しめる術を身につけられると、時刻表を見て時間をよんでスケジュールもこまかくたてられたりして
脳トレになる。乗り鉄としても楽しめる。さらに
足腰も丈夫になる。なんだかんだで歩くので。
そして、時刻表にあわせて動くしかない状況を作ることで、気も長くなり
いらいらしなくなる。
車に依存しなくても楽しめることを増やしていくと
年をとって免許返納も、なんの苦もなくスムーズにできる気がします。
 

富山に来てからそうとう歩いてる。
歩くから知る場所、歩くから立ち寄れる路地の店、というのがあって
それは車に乗ってたらうっかり通り過ぎることも。
さーっと目的地にいつも1直線じゃなくて、
ここなんの店かなぁ、今日はここに寄り道してみよう
そういう気持ちの余裕が、歩く生活にはうまれる。
暑い日とかどうしても歩くのに無理がある日は
カーシェアなりレンタカーなりを利用すればいい。
自家用車にかかる大きな維持費や税金はかからなくなり
使った分だけの費用で済むのはほんとに気楽。
自家用車を持たなければ、その浮いた予算でたまにタクシーを気楽に利用することもできるかも。
年取ったらそのほうがよっぽど安全。 

富山に来て5年
自分のつぶやきは
子育てから距離がおけたことでだいぶ平和なものになりました。
自分にとって長年の母業は正直しんどかったから
今は少しほっとしています。
この5年、まちなかぶらっとついでに
街なかの変化や発見、店の開店閉店も見てきました。
それを写真に撮ったり気づきをここに書いたりもしてきたけど
一巡したら
だいたいのことは地元マスコミと情報がかぶってきています。
個人的な日記的つぶやきも最近は
単なる50代女の、更年期はツライだの
夏なんてただただ暑いだの、晴れたら日差しがまぶしいだの、
自分で書いてても、それ以外書くこともないし
読まされてるほうもなんだこりゃな感じだろうなと思ったりしていました(苦笑)。
そういうわけで
2019年いっぱい、明日いっぱいで
この長いつきあいだったブログでのほぼ毎日続けてきたつぶやきは
もう終えることに決めました。
人それぞれ、依存するものがあると思いますが
自分は母として妻として、いろんな土地での不安定な気持ちを支えるために、
ここを駆け込み寺みたいにしてすがってずっと依存してきた気がします。
だけどそろそろしっかり卒業しないとね。
残り1日。 



 


 

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by yukari  at 18:22
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