英王室離脱、ヘンリー王子とメーガン妃がやらかしたこと

2020-01-21 02:40:30 | ニュース

 nytimes.com(出典)

 上の画像は、挙式後階段を降りていく夫妻の写真になります。

 後ろに家族がいますが、ちょうど今のこの2人の状況を表しているのではないかと思います。

 いろいろなニュースが出て話が日々揺れていると思いますが、現在決まっていることは以下かと思います。


 王室関連の公務から退くこと

 殿下、妃殿下の称号を返上する

 王室助成金は受け取らない。英国の住まいとなっているウィンザー城のフロッグモアコテージの改修費用も返金する(これが約3億円) 



 なんとなくなんですが、180度ひっくり返って、今メーガン妃は、自分は夫を王室という迷宮から救い出した良妻を思っているのではないかという気がするのです。

 今の結論をヘンリー王子が出したとして。

 彼がまだ20代で独身でということなら、新しい世界で生きていくことが、もしかしたらそこまで大変じゃなかったのではないと思います。

 35歳という年齢で妻子を持って、そこから始めることはちょっと難しいのではないか。

 恐らく王室で生まれ育ったということは、一般人には想像がつかないことだろうと思います。

 王室から出るということも、出ていく王族は想像もついていないことだと思います。

 ここで、唯一彼が心を寄せることになるのが、妻であるメーガン妃となってきます。

 メーガン妃は、一般から王室に入ってまた一般の生活に戻るだけですから。

 だけど、ここで凄いのは、メーガン妃の親族も夫妻の今後に関わる、場合によっては精神的な意味合いも含めて面倒を見るということとは違うということです。

 メーガン妃の母は彼らを支えるでしょうが、一般社会でも男性と女性が果たす役割は違い、そこが互いに理解できているとかいうと、違うと思います。

 それぞれ補える部分を補っていくということになれば理想ですが、それができないからみんな悩んでいる。

 そうなってくると、精神的なことは置いておいて、とりあえず生活はどう成り立たせる?という話になってくるでしょう。

 女王は、王室が今後国民にどう思われるかを考えねばならない。去っていくことになる夫妻の立場も考えて、うまく世間が納得する妥協点を見つけようとしていると思います。

 だから、夫妻がフライングして勝手に王位王族としては引退すると発表したことがまずいのです。

 恐らくそうしないと自分らに有利な結果にならないと思って、そのような答えを出したのでしょう。

 この時点でその結論を出した方もある意味追い込まれているんですけどね。

 夫妻は振り捨てて、出ていく(この辺は夫妻の中で感覚が違うでしょう)

 希望としては公務は続けたいということでした。

 ここで出てくるのが、公金を受け取るのは公務をするから。

 公金を受け取らず公務に関わるということであれば、ボランティア?

 多分、ここで、ヘンリー王子の中では、公金=公務という考えがないでしょう。

 それが当たり前すぎて、これは自分の生活のためにしている仕事という感覚がなかったでしょう。

 後から嫁いできたメーガン妃には、そういう仕組みだということで理解しているでしょう。

 ここでも夫妻の間には考えのズレがある。

 そしてメーガン妃はヘンリー王子が純資産として約43億円を持っていると知っているけど、これだけでやっていけない。これから儲けないといけない。そして儲けるとはどういうことかを知っている。

 しかしヘンリー王子には、ここは未知の領域になる。

 最初は新しいゲーム感覚でしょうが、実際の生活となって、他の儲けたセレブたちと立場を共にすれば、当然競争意識もあるし、これまで受けていた彼らからの好意がなくなれば「何故?」と思うでしょう。

 ここで初めて今、置かれている自分のことを現実として考えることになるのでしょう。


 私は性善説の立場でものを考えているのだろうかと思いますが、メーガン妃がそこまでの悪女であったり、毒婦であるとは思えない。

 見栄っ張りだったりすることはあるでしょうし、本人しか感じていない差別などの問題で、

 「トップとっちゃる、お前らなんか今に見返してやるからな」

 という気持ちはあったにしても、そこまでの悪さを持っているとは思えない。

 なんちゃって悪女レベルのような気がします。

 ただ母親としてはどうなんでしょうね。
 
 まだ1歳に満たない子を自分らの旅行で世界中を連れ歩いている。

 まだ1歳にならない子を抱えていれば、子のことが第一ここまでの大勝負に出られるものなのか。

 子供を守らなきゃ、と取っちらかって見切り発車したの?

 夫妻共に、今すべきことを放って、とんでもないことを始めたそんな風にも見えるのです。




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