死別カウンセリング こころの杖
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

リビング・ウィル
一度は耳にされたことがあるんじゃないでしょうか?
終末期の医療・ケアについての私たちの意思表示です。
意識もあり理性的判断ができる内に、
終末期において自分がして欲しい、
あるいは、して欲しくない医療・ケアに関しての意思を
表明することができます。 

この私たちの意思表示と家族の思いに違いがあることがあります。
このことが後悔の念や罪悪感になります。

昨年4月に医療保険と介護保険の中に報酬要件として盛り込まれた
ACP(アドバンス・ケア・プランニング) 別名は人生会議。
私達が家族等や介護者・医療者たちと
事前に繰り返し話し合いをするプロセスのことをいいます。

私達
と家族が医療者や介護提供者などと一緒に、
現在の病気だけでなく、意思決定能力が低下する場合に備えて、
あらかじめ、終末期を含めた今後の医療や介護について話し合うことや、
理性的判断が出来なくなったときに備えて、
私達に代わって意思決定をする人を決めておくことができます。
この話し合いは、入院のたびごとに、繰り返し行われ、
その都度、文書として残されます。

このようにアドバンス・ケア・プランニングでは、
リビング・ウィルのように
私達の意思表示と
家族の思いが違うということはなく
特定の病気や医療施設・介護施設に対して

家族や医療者・介護提供者と話し合った結果が反映されたものになってくるので
現、医療施設や介護施設の事前指図書に該当することになります。

リビング・ウィルは医療施設や介護施設に渡せば、
アドバンス・ケア・プランニングの中に反映されます。

心身の状態に応じて私たちの意思は変化します。
自分がして欲しい、あるいは、して欲しくない医療・ケアに関しての意思を
繰り返し話し合うことは、
私達が自らの意思を伝えられない状態になった時に、
代弁してくれる者が「きっとこう考えてるはず」と
言い切れる積み重ねが大事だと思います。

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