昭和30年代、高校卒業まで暮していた北陸の山村、
故郷を離れてかれこれ60年余りにもなり、
当時 話したり、聞いたりしていた言葉(方言)も、
ほとんど忘れ掛けていますが
時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがあります。
先日 相互フォロワー登録しているudokuukaku様のブログ拝見していて
「そう言えば・・・、」
思い出した言葉が有ります。
記憶曖昧、多少 ニュアンスが違っていたり、記憶違いだったりすることも有りですが
またすっかり思い出せなくなる前に 書き留めておくことにします。
No.46 「たまげる」
「非常に驚く」、「肝を冷やす」、「びっくりする」、「呆れ果てる程驚く」等という意味合いで使われていたように思います。
強調して言う場合は 「おったまげる」、「ぶったまげる」等とも 言っていたような気がします。
元々 「魂消る(たまぎる)」という 古来からの言葉が有って、もしかしたら全国各地で 似たり寄ったりの言葉で使われているのかもしれませんが・・・・。
例えば
「クラーナッタ ミチニ シランヒトガダマーッテタットッテ タマゲテ ニゲテキタワネ」
(暗くなった道に 知らない人が黙って立っていて 驚いて逃げてきましたよ)
「イキナリ ニワカラハイッテキタモンデ オッタマゲターワー」
(突然 庭から入って来たんで 大変びっくりしましたよ)
「ソンナ タマゲタ ハナシ キイトラレンワネ」
(そんな呆れ果てた話は 聞いていられませんよ)
久しぶりに故郷にまつわるお話🤗
「たまげる」に限らず他の方言も、故郷を離れて会話の中で使ってても周囲の人に違和感なく受け入れられてるとそれが標準語だと勘違いしてる言葉が多くありました・・・
故郷を離れた直後の地で田舎で標準語と思ってた言葉で会話してかなり「?・?・?・・・」と思われたりイントネーションが全く逆だったり(これは私独特で今も直りません😥)今となっては私の個性と思ってますが子ども達に時々指摘されます・・・
故郷の田園風景、いつ見ても郷愁を感じます・・・
私の田舎はこんなにも整地されてなく本当に山肌を削って高い山奥にまで耕された田畑が殆どでしたが今はどうなってるんでしょうか?
いつもたくさんのことを蘇えさせて頂きありがとうございます・・・
あれやこれやの ごちゃごちゃブログ、
なにもかも 直ぐ忘れてしまうため 忘れない内に 書き留めている次第でなんです。
東京から疎開し そのまま定住した家だったものですから、家族は標準語?、北陸の山村で育ちはしましたが 根っからの地元の子供のように 方言等 完全には身につかなかったようで 聞けば分りますが 後年 自分では しゃべることが有りませんでした。
実家の有った場所は もっと山際で 山腹の中段まで山田(棚田とは呼んでいませんでした)がありました。
コメントいただき有難うございます。