テレビに明治天皇の玄孫として出ている竹田恒泰氏ですが...この人のおじいさんが悪名高い731部隊のトップの宮田参謀。こういう国際法違反した人たちがおとがめなしで...息子がJOC会長とか、孫が「日本人の美意識」とか「世界から愛される日本」とか言ってテレビにでてある程度支持されているのは違和感を感じる。 昭和天皇は「広島・長崎の原爆投下はしょうがなかった...」という様な...今でいう炎上発言を何度かしていて、これらによって天皇が自らの歴史認識を語らなくなったよう...。 雛壇の置物タレントの様になってしまっている。でもこれって、やっぱり陰の権力者達の「天皇隠し」だと僕は思う。この人達がお金欲しさに天皇の力を欲すれば、いつでも天皇は担ぎ出されるぞ！...というのが今の日本の戦後の天皇の立ち位置のように感じる。 日本は左翼勢力が作ってきた「歴史教科書」を右翼勢力が修正する様な...落としどころない...左派と右派の自分たちの主張による教科書上書きのいたちごっこが延々と繰り返されていくのだろう。こんな事で日本人としての自意識とか国民の民度が成熟していくわけがない...だから、特に民放なんかは下らない番組を量産しているのだろう。仮に天皇が言える範囲内でも自らの歴史認識を語れば、一貫した歴史観というものができあがり。取り敢えず教科書問題も解消するようにも思うのだけど。...もちろん実際には世界や世論の事を慎重に考え、偉い学者さん達の助言の下での天皇個人の見解というよりも日本国の「公式の歴史認識」という事になるのだろうけど。 「これが難しいんだ」と言われる方も多いと思うが、それなしで日本人としての共通認識や文化地盤も形成できないと思うし、それなしで「日本人の美意識」なんて到底語れないと思う。
