昨日の三橋貴明氏のブログの内容で「組織票」について書かれていたので紹介させていただきます。
氏は財務省に権力が集中することで省庁内の力のバランスが崩れた事で行政や国政にも影響を及ぼし、日本の政治を一部の層のみが得をする利権社会をつくっている。だから財務省などの組織の「組織票」に対抗するには、国民も総人口一億分の1の有権者としての参加よりもむしろ自らの所属する組織の中で一丸となって政治に参加すべきだ。なぜなら今のマスメディアの偏向報道では政策とか政治家個人の政策・能力よりタレント的な人気が先行し、ただの「好きなタレントランキング」になってしまうから...と述べていると...私の理解の範囲では...と理解しました。
現実的な視点では分かるのですが、何か...今の日本は「愚民政治」に陥っているから国民一人一人の判断に任せていてはダメだと言われている様で悲しい気持ちなりました。
それに「組織票」を肯定するにしても「政治団体」、「宗教団体」なら分かります。これらの場合は概ねそこに所属する個人と信条、信仰、考え方が一致しているので...またその組織の団体の考え方となれば、それは自らの手本にすべきメンター的な考え方なので、その団体に所属している以上その考えに重きを置く...というのも当然の事だと思います。
ただ自分の所属する企業や会社となると...これは個人の信条や信仰や政治に対する考えとは殆どが関係がないものだと思います。
仮に以前の日本の様に終身雇用制が守られた家族的な社会ならそこに身をうずめる覚悟で勤め上げるというのも心情的には分からないわけではありません。
ただ今の日本意図的に作られた派遣のための会社からの派遣の様な表面的には別の会社からの外部委託社員ですら、名簿ごとに管理されて部署ごとに時間で厳密に管理させて特定の候補者に投票させます。...僕はこれは病的だと感じました。
それに「農協」とかの従業員ってほんの一握り、殆どの国民は一般企業...この状況で「組織票」を肯定してしまうと日本は大企業の利益優先となり...グローバル化に拍車がかかるんじゃないかと思います。
僕自身は三橋貴明氏のブログなどにより国民一人一人が政治などに関心を持って、少なくともこの「この国のお金の仕組み」とか「現政権下でのお金の使い方」などを学んで、有権者として...一国民として成熟していく...その上での自らの意思による直接選挙という形式がやっぱり一番望ましいと思います。
下記は私が体験した事を「不正選挙」について触れた方の動画に投稿させていただいたコメントです