「維新の会」のホームページには「国からの独立」、「革命」、「反体制運動」、「民族解放運動」という言葉がおどっています。

これって「大阪都構想」の話ですよね...表向きは「大阪は東の都の東京と並んで西の「都」になるんだぜ!これからは同じ土俵じゃーー!やったるぜ日本復興」...みたいなノリだと思うのだけど...実際は全然そんなことないようです。まず...

 

※アシタノワダイ 「2日後、日本の今後を左右する大きなことが起こります。」動画から。

 

 

 あくまでも「大阪都構想」...「構想」なのであって大阪は「都」にはなれません。そして「大阪市」は消滅し4分割されます。政令指定都市でもなくなり、地方交付金も得られなくなり、地方自治体ではなくなった4分割されたかつての大阪市の税収は直接は、大阪府の全体の財源として考えられ...そこから予算を分配されるかたちになるそうです。

 今の大阪市は4分割されそれぞれの自治区になるわけだから、行政もそれぞれで行うことになって...当たり前というか...もう皆さんも分かっている...気づいていると思いますが...日本の行政機構において絡んでくる組織が増えると予算も上がります。...今よりも多くの経費がかかることになる。これって「府」と「都」による二重行政が無駄を生んでいるんだ!...っていう「維新の会」の言い分からしたら...本末転倒ではないですか?

 二重行政の例に図書館とか運動場まで例に挙げられているのですが、大阪府規模のエリアで図書館が府と市で別れているのって...おかしいですか?...僕の出身の宮崎県でも宮崎県立図書館と市立図書館がありますよ。鹿児島でもそうだった。府立とか県立という規模のモノには蔵書のライブラリー...保管場所という役目もあり、役割が元々違うそうです。...運動場に関しても大阪市の人口とか考えると市内のスポーツ大会などに使用する「市立の運動場」と全国規模の「府立運動場」は両方あるべきだろうと思います。...しかし「維新の会」は二重行政の例に「図書館」などの例を挙げているのですが...それにもかかわらず「市立図書館」は残すと言っているらしいです(もちろん府立図書館も)。そして「大阪市」もなくならないという事もいっているらしい...嘘ですが...。(ほかの建設物に対しては確かに議論の余地のあるものもあるかもしれません)

 

 藤井聡先生の話では大阪市も東京の様に昼間の人口が多い...実際の人口よりもはるかに多い人たちが昼間に関西の中心として毎日働きに来ている。こういった場所では災害時の迅速な対応のためにも独自の自治体制が必要なのだと言われていました。これは「なるほどな」と思います。

 

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