今は梅雨の時期なので、傘を持って出歩くことが多いです。
買い物で店に入ったときには、傘立てに傘を置いて店の中に入ることになりますが、戻ってきたときには、傘がないということがあります。
その時には、かなりのショックです。かなりの無力感です。
そんな経験は、誰しもあるでしょう。
何とかうまい防止策がないかと考えたこともありますが、思い浮かびません。
そんな傘の盗難対策法の記事を読みました。
傘立てに入れておいたはずの傘が、いつの間にかなくなっていた。そんな経験がある人は多いだろう。
誰かがわざと取っていったのか、それともただ間違えて持っていっただけなのか。いずれにせよ、傘がないことに気づくとかなり絶望的な気持ちになる。
そんな盗難対策をこの記事では、紹介しています。
ちょっと予想外の方法です。
こちらは、ツイッターユーザーのsora.F(@13237sora)さんが2020年6月24日に投稿した写真。よくあるビニール傘の柄には、
「犯罪心理学 実験 B03」
と書かれたテープが貼られている。
傘の柄に「犯罪心理学 実験 B03」とテープを貼るというものです。
こんな傘を傘立てで見たら、多くの人は、ちょっと不気味な感覚になるでしょう。
だからまず盗もうという気には、なりにくそうです。
頭がいいな、と思いました。
それに妙なリアリティがあります。
sora.Fさんは実際にこの傘を10回ほど使用したが、未だ盗まれてはいないという。ただ、「代償として、自分自身も手に取ることに抵抗を感じるようになります」。
ただその反面代償もあったとのこと。
つまり、この傘を持って電車に乗ったら、他の乗客に好奇の目で見られてしまうということです。
リアリティがある故に生まれた弊害でしょう。
「皆様の傘窃盗の被害が一日でも早く減少するとともに、全ての窃盗犯の来世がミジンコになりますことを強く願っております」(sora.Fさん)
この投稿は、だいぶ評判になったようで、最後には、こんなコメントをしています。
そしがや自身は、まだ抵抗があるので、テープを貼ることはできていません。
ですが、この記事を見て、傘に「犯罪心理学 実験 B03」というテープを貼る人が増えそうです。
それにいろいろなバリエーションが生まれる気もします。
特に最後の「B03」のところを、自分の好きなアルファベットと数字の組合わせにするのです。
例えば、「D51」とか「G7」とかです。
そしがやがもし貼るのなら、「1Q84」にしようかな。
でもこれだと、村上春樹ファンには、同好の士だと分かってしまいそうですね。
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