まこちゃん日記

まこちゃんのピンポン日記です。

5月―(19)マスクして手を洗ってじっとしていよう!

2020-05-19 10:28:58 | Weblog

           「 白いサボテンの花 」
             遠藤 崇昭さん 15日 撮影
 硝子戸の向こうに見えるのはお月様か。それとも私の気の勢
                 だろうか。偶然なのか、或いは撮影者の芸の細かいところなのか。


          今朝は朝から雨模様でホッとする。こうした天気ならば外出者が嫌でも少なくなる
だろうからだ。検査態勢も心許なく、治療設備は満杯、ワクチンはまだ、はっきり
これと認められた薬もない。
こうした状態では外出を控え、人と会わず話さず、じっと家の中で仙人か座禅中の
ような生活しか、世の中に協力する方法はないのだろうか。

この所は、各県各都市の対応がまちまちになって、PCR検査に抗体・抗原検査他と
いろいろ出てきたし、ワクチンも何種類もの候補が出てきて騒がれている。
事態は複雑になってきて難しくなってきたようだ。

比較的感染者が多い地区でしっかり外出自粛が守られれば一旦小休止するだろうが、
人の心も弛み秋風が経つ頃にはより大きな第三波が来るのではと心配される。
昔スペイン風邪の大流行では35万人が亡くなったという。
当然あの時代と、状況は随分違うけれど、決してその二の舞はしたくないものだ。

このコロナでも欧米に比べて日本は死者が少ないのは、生活習慣によるもので
靴を脱いで家に入る、キスとかハグや握手の習慣がなく、普段から案外マスク民族であり、
手をよく洗う、国民が潔癖症で衛生意識も高く、上下水があり、住宅もほとんどが小さい
けれど清潔である(これ等は民族性だと言われている、例外はあるけれど)、病に対する
敏感生と小心性が特徴で、これが影響しているのだろうと言う。

これは、医学設備の充実でも洗練された組織でも技術でもなく(これは今回のPCR検査の
決定的な遅れ、初動指示や対応の遅れ、病床特に重篤者用の大きな不足という実態でその
お粗末さをすっかり露呈してしまった)、こうした日本人の民族性によるものだと言われている。

しかしこの日本民族の特徴は、時には長所にもなるが、大きな欠点にもなることがある。
例えば情報、噂に弱く鵜呑みにし易く、付和雷同でお上の命には従順であることだ。
これが旨くかみ合えば他国より以上に国民は纏まって団結と我慢で力を発揮するという。
それでも一歩間違うと今の政治をそのまま能天気に許容し諦めるという様な短所にも
なってしまう。

これからも続くコロナ戦争を、国も自治体も迅速に正しい発信を、そしてマスコミもその内容を
脚色も偏見も政治色も付けないで報道することが大切だろう。
我々もそうした官製の発表やマスコミの報道から、冷静にその真実や本当のことを読みとる事が
必要なことだ。

昔のスペイン風邪は、戦時中で自国の国力や情報、弱味を隠す必要があったので、各国が互いに
国内の流行の状態を隠蔽したために、一気に世界中に大攪拌してしまったという暗い歴史がある。

そんなことが二度とあってはならない。 この21世紀の時代には‥‥。



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