『 遠藤さんちのアマリリス 』
遠藤 崇昭さん 写す
コロナに翻弄されて世の中がいろいろ変わっていくようだ。
そのほとんどのことが暗い方向へであるのがやり切れない。
いよいよ商店は閉店、中小企業は倒産、大手企業でも更生法や大型赤字決算が
続いている。
学生は仕送りが途絶え、アルバイトが無くなり生活が出来ず学業も諦めるしか
ない人が増え、企業の新入社員は取り消されて未曾有の就職難になり、母子家庭
のみならず一般家庭でも、食べ物に困るほどの生活に苦しむ所が多くなって来た
という。如何にコロナだからとは言え、政治の貧困まさに無能政治で真っ暗闇である。
そして未だにまだ熱が出ても病院に行きにくい、苦しくて行ってもどう扱われるか
不安であるという空気が残っており、年寄りや病気の人には厳しく辛い時代である。
こうした不都合、不合理、不安は書き出すとキリがない程であるが、そこに目に見えない
心の問題も深いのである。長い間のストレス、欲求不満、不安などで深いダメージを受け、
国民総イライラで暴発寸前かも知れない。弱い人から切れてしまう危険があるかも知れない。
その辺も狙って明日の緩和の発表があるのかも知れない。
家庭内の喧嘩や暴力、万引き、町中の落書きなどが多く発生しているという。
我が家でも在宅勤務者がいるし、今月中は学校が休みでブラブラしている子もいる、
私はすることが無く専らTVの番人と運度不足でぼうっとして調子が良くない。
孫娘のカリンのフランス留学も今年は中止になってしまったし、いろいろとマイナスの影を
落としている。
数日前には茨城や岐阜あたりで地震があったが、もし今のこんな時に大きな自然災害が起こった
ら一体どうなってしまうだろう。
早く世の中落ち着いて、金も物もあまりなくても良いから、(もちろん少しはあった方が良いけ
れど)3ヶ月前の普通で平凡だが自由で明るい生活に戻りたいものだ。
明日には自粛の緩和が出るかどうかだが、果たしてどうだろうか。昨日の東京が2人だったから
十分可能性は高いが、神奈川は7人だったが大丈夫だろうか。
緩和されたと言っても、三密禁止、他県への移動を控える等の条件は付くのだから、あまり生活が
変わる訳じゃなさそうだ。再感染の大きな波が来ないことを願うばかりだ。