寒い季節が本格的にやって来ました。この季節になると、毎年訪れるのが体の痒みです。それは定年を迎えた頃から認知するようになりましたので、かれこれ十年を越えたでしょか。対策としては、市販の痒み止めの軟膏を買い求め、痒い患部に塗って対処をして来ました。7年程前には、皮膚科を訪れ治療をお願いしましたが、薬を塗るしか治療法は無いとの事でした。

 
一番悲惨だったのは、丁度三年前の腎臓がんの手術後、抗生物質の注射の影響と重なって、重度の痒みが全身に発生した時でした。まずい事に、退院が年末であったため、皮膚科医院は既に休みに入っていて、年明けも7日にならないと営業をせず、痒みと戦う十日間を経験しました。それ以来、医院の塗り薬と市販の塗り薬は、年間を通して切らさないようにしています。
 
最近困っているのは…歳と共に体が硬くなり、背中に薬が塗れず、痒みを和らげるために背中を掻こうと思っても手が届かなくなったことです。寝ていて急に痒みが出た時に、苦しい思いをしています。そこで頭に閃いたのが「孫の手」でした。早々に昨日百円ショップに行き、買い求めて来ました。昔ながらの竹製もありましたが、買ったのはアンテナ式のタイプです。
 
長さは17~49cmまで変えられ、背中を書くには30cm強が最適でした。これで緊急の痒み対策は万全(?)。そして思い付いたのが、これを使いマジックが出来そうな事。背中掻き長さはウォンドに最適。最短はタバコ風マジック。最長は(??)。購入する時に色も多種あったようで、これで2年出演していないマジッククラブの家族会の演目に目途が…(???)。