大野先生の魂合氣を学び始めてから、ますます「音」や「ことば」の理解が変化してきています。
魂合氣はものすごく面白くて、そこで何を見つけているのか、言葉にはならないのですが、どうやら今まで理解してきた「世界」と違うものを体験している氣がします。
魂合氣は、どうやら普通に理解されている合氣とはちょっと違うらしく、段などもありませんし、おまけに大野先生が研究されているカタカムナの文献に照らし合わせて進めておりますので、毎回が実験と発見ばかりです。
何をしているのかというと、ざっくり言えば、音とからだの関係、音と動きの関係、からだに流れるエネルギーを感受するような訓練をしています。
アレクサンダー・テクニークでだいぶからだの筋感覚が高まったと感じていましたが、現在取り組んでいるのは、その先の感覚のようです。
おまけに、カタカムナを一緒に学んでいますが、その理論体系は、潜象の世界からの物質の成り立ちから始まっていますので、普段使っている言葉が使えず、F.M.アレクサンダー氏がその著書を書くのに苦労したごとく、言葉になっていないものを言葉にする苦労を味わっております。
そして、その理解が進んだ時に、感覚や体験が変わってしまうことが起きるので、認識とからだの関係も直線的ではなく、多重構造になっているようで面白いなあ、と感じております。
「世界は音でできている」などと言われていますが、なんかその世界に近づいているような氣がします。
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