フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

光触媒加工のアーティフィシャルフラワーで~ハミングバード~

2019年08月18日 | フーちゃん作品

お盆休みのレッスンカリキュラムは
毎年生花アレンジではなく、
プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーの
アレンジメントがここ数年続いています

今年はバードケージ(鳥かご)をイメージした
ワイヤーベースを花器にした
キュートなデザインです

教室レッスンはお休みにしていますから
生徒の皆様にお渡し出来るのは
8月後半になりますが、
ひと足早くサンプル作品として作ってみましたので、
是非参考にしてみてください😊

まず作品①
基本の花材セットで作ったものです




テキスト掲載作品のアーティフィシャルフラワーと
かなり変更になっています😓
メインの花の種類は「ラナンキュラス」
サイドの小さな花も「ダリア」に変更
グリーンや小花の種類もほとんど変更になっていましたが若干量は多くなっているようです

材料はこちら



バードケージ



このようなワイヤー製のベースを使用する場合、
気をつけることは
花材を挿すためのフォームの分量と設置場所です

スケスケスカスカで「面」というものがありません

360度どこからでも丸見えですので
最小限の分量で花材を配置すべきです
フォームを大きくすると
見える面が増える
→つまりカバーしなければならない面が多くなる
→花材の量が増える
→モリモリと花材のボリュームが出る
→作品の出来上がりに影響
→それがこの作品に相応しいかどうか?

生花アレンジメントで
アーチを取り入れたデザインと同じで、
このバードケージは
上部がアーチ状になって囲われています

その下方の空間は
デザインを行う上で大変重要です

アーチ上部までの高さに1/2までの高さに
花材の高さを抑える事

また、フォームを設置する場合
このバードケージの底辺の端から端まで
横長にフォームを置くことも避けるべきです

左端と右端に1つずつ別々に設置し、中央部はフォームを置かないようにします

理由は・・・やはりフォームの面をできる限り少なくしたいからです

下部にフォームを敷き詰めると、
とにかく隠すために何かしらフォーム上に配置しなけらばならなくなるからです

出来上がった時に
このバードケージの中の元々の空間の50%が
何も無い空間のまま残るようにした方が良いでしょう

さて、どのようにフォームを設置するかというと



こんな感じです😊

予め薄〜くジュートファイバーてフォームをザックりと
カバーしておきましょう



あとはいつもの様に花材を切り分け
ツイスティングメソッドでワイヤリング、テーピング

メインの大きなラナンキュラスと
白っぽいダリアの花の位置を決めてから
その他の花材を配置していきましょう











さて、次に
手持ちの花を少しプラスしたら応用デザインも
作ってみました

作品その②



左側の小さな3輪の花です



メインの大きな花がラナンキュラスだしたから
同じくラナンキュラスの小さな花を
オレンジ1個、黄色1個、オレンジの蕾1個です

これらを加えることで最初の花材の配置を全てやり直しました

右側




真上から



オレンジ色の小さなラナンキュラスをプラスしたので
元々のオレンジ色のアジサイは
控え目に配置し直しています

また、アレンジメントの中に黄色い可愛らしい小鳥のピックが入っていますが
これもプラスした材料です^^;

このように手持ちの花を作品にプラスすると
ぐっと雰囲気が変わり
作品に個性もプラスされますね😊

ただし、あまり大きな花はオススメしません
メインのラナンキュラスが
ホントに大きくて、かなりインパクトがあるので
プラスするなら小さな花にしましょう(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

私の教室でのレッスンは
8月22日から再開します

まだまだ暑い日が続きます
皆様、無理せずお過ごしくださいね💕









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