横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「たて」ってどこかな?

2020-06-13 18:21:13 | 発達や学習が心配
学校再開で2週間が終わり、今日は少しほっとされているところでしょうか?

1日おきでも、毎日登校でも

暑くなって 学校生活は少しきびしめ”””だったかも。

遅れている分を取り戻そうと、けっこう「全速力」の2週間だった子も

いるようです。

「遅れている」といっても「一生で考えたらごくわずか」と

開き直っちゃってもいいのでは?

そうは、いっても「時を戻そう!」(ぺこばさんのこの言葉すきなのです!)とは言えないので・・・



5年生の「立体図形の体積」

3D(立体)になると、

実物は立体なのに、教科書やドリルは、「平面」で表されているために

どこがどこだか分からなくなってしまう子どもがいます。

「面積」(4年生)まではなんとかなるのですが・・・・。

一番わかりにくいのは、

「たて」。

「縦」ってどこ?

まず、立体にさわってもらって、

「縦」は、「黒板に向かう方」。なるほど!

「横」は、「友達に向かう方」。なるほど!

「高さ」は「ゆかに向かう方」。

立体図形と同じ色で「平面で表された辺」にも色をつけます。

「直方体(箱の形)」まではこれでなんとか。

ところが、写真のような複雑な形になると、

「見えない部分」もあるため、どこが「縦」だか「横」だか「高さ」だか

分からなくなってしまうのです。

少し手間をかけて立体を作って、触ってもらって・・・・。

少しイメージはもてたかな?

すべての問題の「立体図形」をつくることができないので

なかなか難しいです。

もしや、「デジタル」にして、ぐるっと360度回転できるようにしたら

わかるのかな?

もし、そんなソフトがあったら、どなたかお知らせください!


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつも拝見してます (こげ)
2020-06-22 19:26:35
おもわずコメントしました。
わたしもこの立体、ホント理解できませんでした。
いまおもうとなんで?ってカンジなんですが、
縦と高さのちがいがホントにわからなくて。
いまでも、夜まで考えたけどわからなくて
朝登校ぎりぎりまで算数の教科書を見ていた記憶が
のこっています、泣きながら、なんでわからないんだろう、
じぶんだけ、って、、、、、、
ほかにもつまづくお子さんがいるんですね。
それだけでも当時の自分に伝えてあげたいです。
中学からは勉強が抽象化の世界に入ったからか
苦労はなく、ふつうに国立大を順当に卒業しました。
時計とそろばんと立体! いまだに理解できてる気はしません。
失礼しました (こげ)
2020-06-22 19:28:56
読者登録から来ています。
Unknown (Unknown)
2020-06-24 19:12:52
kogecahn様、コメントありがとうございます。
とってもうれしいです!!
立体を平面に変換するのにもしかしたら、困難さがあるのでは、というお子さんがけっこういらっしゃいます。
図形に記号を付けたり、辺に色を付けたり、また
「縦」は、「横と高さは真っすぐだけど、【斜め線】のところ」などことばで補ったりしています。
それでももしかしたら、「本当はどう見えているのだろう?」と思うことが多々あります。
一般的な見方はしていないとしても、その子なりの理解の方法を見つけられたら・・・・と日々思っているところです。

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