文房具店で色鉛筆コーナーを見るのが好き。
先日、クーピー30色が500円を切る値段で売っていて、つい購入してしまいまいた。
*サクラクレパスのクーピーペンシル
甥っ子と使って遊ぼう…。
セットの30色の色名と英語表記を比べると…。
例えば、
◆レモンいろ→LEMON YELLOW
◆ももいろ→PINK など。
ふむふむ。 まぁ、そうだよね。
そして、なぬなぬ と読み返したのが、
◆こげちゃいろ→VANDYKE BROWN
子供もよく使うクーピーにも採用されている「ヴァン ダイク ブラウン」。
私がこの色名を知ったのは、色の勉強をしてからでした。
「ヴァン ダイク ブラウン」
ヴァン・ダイクとは、フランドル出身の画家。
ルーベンスにも師事し、バロック期に活躍。
色鉛筆や絵具には、どんな色かわかりやすい色名がつくはず。
ですが、画家名だと ピンとこないかもしれませんね。
炭鉱の腐食土の褐炭から不純物を除去して精製した絵具の色なんだとか。
17世紀、明暗表現に欠かせない色とされました。
この茶褐色を巧みに使ったのが、ヴァン・ダイクさん。
その名が、絵具の色名になったそうです。
彼の死後、ずっと後ですが…。
展覧会でヴァン・ダイクの実作品を観る機会に、「ヴァン ダイク ブラウン」の色使いをじっくり鑑賞したいと思います。
今日は、「チョコレートブラウン」が街中にあふれた日。
最後に、2つのブラウンを色再現してみました。
チョコレート
~チョコレート配色~
*画像の色は、JIS規格の色の近似値
ヴァン ダイク ブラウン
~ヴァン・ダイク配色~
*画像の色は「色の知識」掲載の値参照
お知らせ
色のしくみと配色を理解してセンスアップ!
『色の活かし方』を体験してみませんか?
ファションの配色セオリー『3色までに抑えるとまとまりよく決まる』を基に、
・色のしくみ
・色の選び方やまとめ方のコツ
・バランスのよい配色の考え方
などをお伝えします。ぜひ、気軽に学びにお越しください。
➡『配色センスアップ体験講座』の概要、開催日程は、こちらへ。