陽射しに眩しさと力強さを感じる今日この頃。

 

太陽光線の違いから、美しく見える色には地域差があり、そこに住む人の色の好みにも影響があると言われます。

 
太陽光の色は、地球の緯度と密接な関係があります。

 

ざっくりとですが、
高緯度では、青や紫みがかっ光

中緯度では、緑~黄みがかった光

低緯度では、橙や赤みがかった光

に見えるようです。

 

南北に長い日本列島。

 

北海道では、もの色の見え方も青みが強くなり、青がきれいに見えます。

そうなると、青への嗜好が強くなります。

 

同じように、沖縄や九州では、特に赤が美しく見え、赤を好む人が多いそうですよ。

 

思い浮かべてみると、

北海道では、ラベンダー畑の花の色が映えてきれい。

仙台では、さとう宗幸さんが「青葉城恋唄」で杜の都を唄っていました。(→古い!

四国地方では、特産の果樹園のオレンジが美味しそう。

沖縄では、首里城やハイビスカス、デイゴの花の赤が鮮やかに見えます。

(フリー画像)

 

また、日照時間や湿度によっても違いがあるようです。

 

雪や曇りの日が多い日本海側は陰影のある色(濁色)、晴天が多い太平洋側はクリアーな色(清色)が好まれる傾向があるんだとか…。

 

ということは、きれいに見えて好まれる色は、
東日本・日本海側⇒クール系で濁色

東日本・太平洋側⇒クール系で清色
西日本・日本海側⇒ウォーム系で濁色
西日本・太平洋側⇒ウォーム系で清色

 

なんだか、パーソナルカラー分類みたい。

 

そこに住む人が、居心地のよさや安心感とともに、美しさや好ましさを感じる色。

旅先で着る服の色は、地域の色を感じて選ぶのもいいかもしれませんね。ウインク

 

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