「みんなのミュシャ」展へ行ってきました。

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中です。

 

 

アルフォンス・ミュシャ
1860年~1939年
~アール・ヌーヴォーを代表するイラストレーター、画家~

 

思っていたより混雑していました。
さすが、“みんなのミュシャ”
てへぺろ

 

2年前の「ミュシャ展」で圧巻の「スラヴ叙事詩」を目にしてから、画家としてもグラフィックデザイナーとしても惹かれます。

 

ミュシャの魅力といえば、「ミュシャ様式」とも呼ばれる曲線、色使い、構図、文様。

 

中間色やパステル調の色使いが、なんとも柔らかで穏やか。

 

性の柔らかさ、美しさ、華やかさを一段と引き立たせる色使い。

 

写真撮影が自由な部屋もあります。

 

 

後に“Q型方式”と呼ばれるミュシャ独特の構図がこちら。下矢印

 

 

円環と女性の足にまとわるドレスの裾との組み合わせで、アルファベットの「Q」の字を形成しているそうです。

 

そう見ると、この“Q”の構図多い。

 

こういったミュシャの独自様式の影響を受けた“ミュシャ風”の作品も展示されています。

 

“ミュシャ風”とは、ミュシャの画風をまねて描かれる作品ですが、その影響力は、
ローリングストーンズのアルバムにも
!
日本の少女漫画にも!
与謝野晶子『みだれ髪』の表紙にも!

 

ミュシャ様式と現代の漫画やゲームキャラクターというポップカルチャーが、時代を越えて融合。

若者で賑わっていたのは、その影響かな?

 

「みんなのミュシャ」のタイトルにふさわしい展示会でした。

 

渋谷東急本店隣のBunkamuraザ・ミュージアムで、9月29日(日)まで。

 

その後の巡回予定

10月12日(土)~1月13日(月祝)京都文化博物館
1月25日(土)~4月12日(日)札幌芸術の森美術館
4月25日(土)~6月28日(日)名古屋市美術館
7月11日(土)~9月6日(日)静岡県立美術館
9月19日(土)~11月29日(日)松本市美術館

 

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