外出自粛で家で過ごす時間が多くなりました。
増えたのが、お茶の時間。
と言っても、優雅なものではなく、コーヒーや紅茶、日本茶、ゆず茶などを普通に飲んでいるだけですが、その時間はテレビをつけないようにしています。
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飲み物が色名になった色もありますね。
◆『カフェ(コーヒーブラウン)』
*『フランスの伝統色』の色彩見本の値を参照
コーヒー豆をひいた粉の色。
または、煎って煮出したコーヒーの色。
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ファッションカラーなどで、『モカ』という色名が使われますが、色域はかなり広くて曖昧。
モカコーヒー豆の色で、かつてイエメンのモカ港からコーヒー豆が多く積み出されたことに由来するそうです。
(モカって、港の名前なのね…)
「モカ色」とは、
焙煎したコーヒー豆のような、赤みを帯びた焦げ茶色
と、Wikipedia にありました。
◆『カフェ・オレ』
*『フランスの伝統色』の色彩見本の値を参照
フランスで好まれるミルクコーヒーで、カフェ(コーヒー)+レ(ミルク)の色。
◆『ココアブラウン』
*JIS採録の色の値参照
カカオの種子から作るココアパウダーの色。
一般的には、赤みブラウンと言われます。
カカオ豆で作る「チョコレート」色と比べると、明るく黄みよりの色。
参照
左:コーヒーブラウン 右:ココアブラウン
左:ココアブラウン 右:チョコレート
◆『茶色』
*JIS採録の色の値参照
江戸時代、日本の庶民が好んで飲んでいた焙じたお茶の色。
緑茶ではなく、番茶やほうじ茶の色。
◆『抹茶色』
*JIS採録の色の値参照
抹茶の粉のようなくすんだ黄緑。
抹茶は、洋菓子の和のフレーバーとしても定番ですね。
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おうちで過ごそう
そして、“おうちでお茶を飲む”という満たされている時間を、色とともに楽しみましょう。
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