以前、講座であったご質問。
「白や黒は、暖色ですか？寒色ですか？」
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その質問があってから、私の講座内で、逆にみなさんに質問してみました。
「白や黒は、暖かく感じる？冷たく感じる？」
これが、予想外に分かれました。
Ａ：白は冷たい、黒は暖かい派
Ｂ：白は暖かい、黒は冷たい派
Ｃ：白も黒も、冷たい派
Ｄ：白も黒も、暖かい派
どちらも感じないという人も…。
私は、Ｃ。
というか、誰もがそう感じているものと思っていました。
13名に聞いたところ、
◇白
暖かい派 ６名
冷たい派 ５名
どちらでもない派 ２名
◆黒
暖かい派 4名
冷たい派 8名
どちらでもない派 1名
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色を見た時に感じる温度の感覚を「色の寒暖感」といいます。
様々な調査がありますが、一般的には、
赤、橙、黄系は、暖かく感じる色（暖色）
青、青紫系は、冷たく感じる色（寒色）
緑、紫系は、どちらも感じない色（中性色）
とされています。
白や黒の寒暖感については、記載のあるものが少ないのですが、探してみました。
●色彩検定３級テキスト
どちらも、「一般的に冷たく感じられやすい」
と載っています。
●色彩の参考書「色のしくみ」
「一般的に、白は寒色で、黒は暖色といわれている」
と載っています。
感覚なので、正解があるわけではありませんが、自分の“当然の色感覚”が、他の人は違うこともあるんだなぁ…と、気づかせてくれた質問でした。
各色の感覚や印象など、コーディネートへの取り入れ方もお伝えする講座です。
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